プーチン大統領がロシア国民に自宅待機を要請

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ロシア・ビヨンド
 コロナウイルスの流行の速度を抑えるため、ロシアでは来週一週間が休日となる。ウラジーミル・プーチン大統領が国民に向けた会見の中で発表した。

「今は病気の急速な拡大を予防することが極めて重要だ。したがって、来週一週間を有給の休日とする」とプーチン大統領は言った。大統領によれば、具体的には休日は3月28日(土)から4月5日(日)まで続く。

 コロナウイルスの世界的なパンデミックを受け、3月25日、ウラジーミル・プーチン大統領はロシア国民に向けて緊急会見を開いた。その前日には大統領は感染者が入院しているコムナルカの病院を訪れていた。3月25日現在、ロシア国内では658件の感染例が確認されている。最近24時間の増加率が最も大きく、163人の感染が新たに確認された。感染者が最も多いのはモスクワで、410人の感染が確認されている。大統領からの要請の概要は以下の通り。

 大統領はロシア的な「何とかなるだろう」精神に身を任せず、コロナウイルス予防策に真剣に向き合うよう全国民に要請した。

「信じてほしい。今最も安全なのは家にいることだ」とウラジーミル・プーチン大統領は締めくくった。

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