アメリカの雑誌「Vogue」の表紙を描いた最年少アーティストとなった16歳のロシア人少女

Vogueの表紙

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Russia Beyond
 「Vogue」はビリー・アイリッシュの提案に基づき、ロシア人少女に彼女のポートレートを発注した。

 「わたしは16歳で、絵を描くのが大好きなんです」。自身のインスタグラムでそう話すのはナースチャ・コフトゥン。ティーンエイジャーのナースチャはインスタグラムで、自身の絵画作品を投稿しており、7,500人ほどのフォロワーを誇る。

 コフトゥンが好んで取り上げるテーマの一つが、アメリカのポップアイドル、ビリー・アイリッシュ。コフトゥンはありえない夢でさえも、アメリカの雑誌が彼女を見つけ出し、彼女にとってのアイドルであるビリー・アイリッシュの肖像画をオーダーするなんて日がくるなんて想像もできなかった。

 しかしあらゆる予想を覆して、それが実現したのである。Vogueの編集部はロシアの少女ともう一人、アメリカを拠点に活動する20歳のカイリー・ヤンを見つけた。 

  「コフトゥンとヤンは5,000マイル(およそ8,000キロ)もの距離を隔てて暮らし、異なる言語で話し、まったく異なるスタイルで絵を描いているが、2人の共通したテーマはアイリッシュだった」とVogueはこの2人の若手アーティストを選んだ理由についてこのように発表している

 実は、ビリー・アイリッシュ自身が、インスタグラムで、Vogueの表紙のための肖像画を発注するのにこの2人を選んだのである。アーティストとしての正しい候補者を選ぶのも困難なことであるが、この2人の少女たちに、これは詐欺ではないと信じてもらうのはそれ以上に難しかったという。

 ロシアの地方都市に住む少女にこのオーダーを受けてもらえるよう説得するために、Vogue編集部は雑誌の発行人欄のスキャンとロシア語翻訳を送付しなければならなかった。しかしこれでようやく契約成立となった。

 コフトゥンはインスタグラム上に、仕上がった作品をシェアし、「このような機会を与えてくれた@billieeilish@voguemagazineに感謝します。それから@liana_ava@nicburdekin@lindseymlaw、そしてわたしと一緒に仕事をしてくれたその他の皆さんに感謝します」と綴っている。

 こうしてナースチャはVogueのデジタルカバーをデザインし、ロシアのメディアを騒然とさせた最年少アーティストとなった。

 Vogueはコフトゥンについての記事を発表し、その中で、「コフトゥンはNetflixで「13の理由」を観て、ビリー・アイリッシュのことを知った。アイリッシュの歌「Bored」はこのドラマの音楽に使われていたからである」と書いている。コフトゥンは英語が話せないため、大好きな音楽の意味を知るには、アイリッシュの歌の歌詞を翻訳しなければならなかった。 

 記事では「言葉はこの地球上でもっとも強い力を持つもので、それは人々を泣かせ、笑わせ、怒らせ、心配させる」とコフトゥンの言葉が引用されている。

 彼女は自身のアイドルについて話し続ける。「ビリーはわたしたちと同じようなシンプルな人間です。彼女は自分をファンより上に位置付けたりしないし、ファンとは友人のように話します。彼女のような人を見たことがありません。わたしとわたしの作品にこれほどの影響を与えた人はこれまでいませんでした」。

 ナースチャ・コフトゥンの他の作品はこちらからどうぞ。

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