モスクワ地下鉄は、アニメーションスタジオ「ソユーズムリトフィルム」との共同プロジェクトとして、アニメの人気キャラクター、チェブラーシカの絵入り「トロイカ」を売り出した。チェブラーシカの誕生日は、8月20日に祝われている。タス通信が伝えた。
「チェブラーシカ誕生50周年に合わせて、モスクワ地下鉄は、アニメーションスタジオ「ソユーズムリトフィルム」との共同プロジェクトとして、新たなテーマのカードを発売した。カードには、オレンジを手に持ったチェブラーシカが描かれている。枚数は計1万枚」。タス通信は、モスクワ地下鉄広報の言葉を伝えている。
トロイカがあれば、モスクワの市内交通がすべて利用できる。この記念カードは、本日8月20日より、モスクワ地下鉄の環状線、およびその内部(都心)に位置するすべての地下鉄駅で購入できる。
トロイカのチェブラーシカによる「ブランディング」は、モスクワ市交通局とアニメーションスタジオ「ソユーズムリトフィルム」の共同プロジェクトの一部に過ぎない。このプロジェクトは、伝説的アニメキャラクターの記念日をテーマとしている。
他にもチェブラーシカ関連プロジェクト
例えば、8月5日からモスクワでは、100カ所の停留所が同様に「ブランディング」されたほか、2019年11月まで、地下鉄駅「ヴラドゥイキノ」から「キタイ・ゴロド」に至る路線「М9」では、このアニメのキャラクターたちの絵をあしらったバスが運行される。
さらに9月には地下鉄で、複数の有名なアニメのいろんな場面で飾られた車両が運行。6か月間にわたり、セルプホフスコ・チミリャーゼフスカヤ線で見ることができる。
「我々にとっては、人気の老舗アニメスタジオと共同プロジェクトを立ち上げられたのは大変名誉なこと。このアニメを見てもう何世代も成長している。乗客は、子供の頃からお馴染みのヒーローを車内で目にできて嬉しいと思う」モスクワ市の交通担当のマクシム・リクストフ副市長はこう述べた。