東京のロシア大使館で「ロシアガストロノミーWeek in Japan」が行なわれた。これはロシアと日本の相互年のプログラムの重要なイベントの一つと位置づけられているもの。ロシア連邦観光局(ロスツーリズム)がサイト上で発表した。11月27日から12月2日にかけて開かれるイベントでは、ロシアを代表する料理人たちのマスタークラスやガストロノミーツアーのルートについてのプレゼンテーション、ロシア各地の民族料理、とりわけブリヤート共和国、コミ共和国、魚を使ったロシアの貴族料理、極東料理の試食が行われた。
イベントではオリジナリティ溢れる料理が紹介されることになっており、たとえばヴォルゴグラード州はマスタードの入った特別なチョコレートのお菓子を持参した。またヴォルゴグラード州はシェフの創作料理である目玉焼き「ヴォルガ」、ヴィネグレットサラダ「サレプタ」、マスタードソース、クリームブリュレ「カイマク」、カツレツ「ヴォルゴ・ドン」などを紹介した。ヴォルゴグラード州の観光発展局の代表は、ヴォルゴグラードでサッカーのワールドカップ2018が開催されたとき、地元の料理を出すレストランやカフェをめぐる「グルメルート」がファンや観光客の間で人気を博したことを明らかにし、今回のイベントでもこのルートを紹介すると述べた。
なお、日本のガストロノミーウィークは2018年9月にモスクワとエカテリンブルグで開催された。