11月11日、パリ発上海行きの航空機がシベリアの街イルクーツクに緊急着陸を余儀無くされ、乗客たちはヒヤっとさせられた。
地元のニュースサイトSIAはコックピットから煙が出たと伝えている。
航空機に搭乗していた乗員乗客280人は全員無事で、イルクーツクのホテルに収容され、次のフライトを待つことになった。
しかしながら彼らはロシアのビザを持っていないため、ホテルから出ることは許されず、乗客の多くがソーシャルメディアにメランコリックな写真を投稿した。
翌12日、エアフランスの航空機がイルクーツクに到着し、ホテルで“囚われの身”となっていた乗客たちをピックアップした。
しかしようやく試練を超えたとホッとして、航空機の座席にゆっくりと腰をおろしたとき、別の問題が発生した。
航空機の油圧油の漏れが見つかったために出発できなくなり、彼らはふたたびホテルに収容されることになったのである。
彼らは11月14日の朝に結局イルクーツクを離れることができた。
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