いつもの10倍以上の手紙の量でふくれあがる赤の広場わきの郵便局

Vedyashkin Sergey/Moskva Agency/Sputnik

 W杯が始まってからというもの、赤の広場すぐそばのニコリスカヤ通りは、世界中から集まったサポーターが夜遅くまで祝杯をあげる非公式のファンゾーンとなっている。

 界隈のレストランは営業時間中はいつも超満員で、郵便局も信じられないような事態となっている。通常の10倍の数の利用客がやって来るのだ。

 W杯開幕後の最初の一週間で、ロシア郵便のニコリスカヤ郵便局だけで3,000通の葉書が出されたとのこと。FIFA W杯のロゴが飾られた切手が貼られた葉書が世界中に送られることになるが、モスクワの名所やロシアにちなんだイメージが描かれた切手もまた多くの人に知られるようになるだろう。 

 しかし、ロシア郵便もどのくらい早く葉書が届けられるのかはよく把握しておらず、多くのサポーターは葉書が届くよりも先に家に帰ることになるかもしれない。とくに南米から来た人たちはそうなる可能性が高い。どっちが早く着くか競争といったところだ。

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