ロシアの天候というものは極めて評判が悪い。実際に冬はとても厳しいのだが、夏の間は太陽が照るだけでも気分的に楽だとロシアの人々は思っている。しかし6月19日、W杯開催都市であるニジニ・ノヴゴロドでは母なる自然が最悪のサプライズをお見舞いした。
晴天だったのが、唐突に空が裂けて雷雨に見舞われ、洪水となった。そして30分も経たないうちに道路は怒り狂う川と化した。多くが不意を突かれ、何人もの人が自動車の中に閉じ込められた。2人の女性はたちまち危険にさらされたが、幸運なことに、ワイシャツにネクタイを締めた勇敢なヒーローが彼女らに救いの手を差し伸べた。(クラーク・ケントに似た・・・自らの服を剥ぎ取ってスーパーマンの姿に変わる前の)。彼は腰までの水の中を進み、自動車の窓から女性らを引き上げ、安全なところまで腕に抱いて運んだのであった。
すごい男だ!
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