皆既月食時にロシア上空で見られたスーパーブルーブラッドムーンの超レアな写真

赤軍英雄記念碑、ウラジオストク。

赤軍英雄記念碑、ウラジオストク。

AP
 1月31日にロシアで見られたスーパーブルーブラッドムーンを見逃したという方。ロシア・ビヨンドが、この超レアな現象を見事に捉えた驚くべき写真をいくつかご紹介しよう。

 一つでも二つでもない、三つの宇宙自然現象が同時に我々の惑星上で水曜と木曜の夜に展開した。スーパーブルーブラッドムーンと言われるものは、皆既月食に加えて月が大きく見えるスーパームーン現象と赤く見えるブラッドムーン現象が同時に起こることである。この現象は東半球では1982年以来起こっておらず、西半球では最後に見られたのは150年前である。

 

ウラジオストク

 ロシアでは、木曜の深夜にこの美しい景色を目撃することができたが、オーストラリア、アジア、北米でも人々はこの幸運を楽しんだ。

 

 スーパームーンは、満月の時に、地球に最も近づいたときに起こり、いつもの満月より14%大きく、30%明るく見える。

シンフェロポリ

 このスーパームーンが同じ月にまた満月になると、それをブルームーンと言う。皆既月食の時は、月がオレンジ色や濃い赤色に見えるようになり、これをブラッドムーンと呼んでいる。この三つの現象が同時に起こると、スーパーブルーブラッドムーンになるのである。

首座使徒ペトル・パウェル大聖堂、サンクトペテルブルク

 この偶然が起こることは本当にきわめて稀なのであるが、NASAによれば、次のチャンスはそれほど先ではなく、2037年には見られるという。

  そしてこれがその美しい現象の動画である。

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