極東の年金生活者、凍結した川の上に巨大な年賀状を作る

「アムールスカヤ・プラヴダ」紙
 アムール州のヴァレリー・メリニコフが、7年連続、とても印象深い方法で村の仲間たちを祝福している。

 ヴァレリー・メリニコフは耳の不自由な退職者で、中国との国境沿い、アムール州のマルコヴォという村(モスクワから約6760 kmのところ)に住んでいる。2012年に彼は少し変わった年賀状を作ることに決めた。そうしてシャベルを手に取り、氷の上の雪を除いて図像を作った。

 近隣の住民たちがその年賀状を大変気に入ったため、ヴァレリーは毎年欠かさず新年の挨拶をしている。今年の12月には、一般に認識されているクリスマスのイメージを用いた。モミの木、雪だるま、そしておとぎ話の動物たちだ。

 地元の役場の職員らは、アムール・プラウダ紙に対し、このアーティストが頻繁に彼の“個展”のスペースを訪れ、自分の作品が大丈夫か確かめ、そして必要ならば雪を固めていると話した。村の住人たちはヴァレリーの年賀状を地元の冬のブランドと考えている。

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