外国人がSIMカードを買うには

デニス・アブラーモフ/TASS
 外国のSIMカードを使って、ロシアからその国に電話をかけたら、高額の請求書が送られてくる可能性が高い。ロシアに留学している、ロシアで仕事をしている、またはロシアにひんぱんに訪れているのなら、この国のSIMカードを持つと安心である。

携帯電話会社と料金

 ロシアには、大手携帯電話会社が4社ある。「MTS(モバイル・テレシステムズ)」、「メガフォン」はとても人気がある。それぞれ、ロシアおよび旧ソ連で8000万人ほどにサービスを行っている。「ビーライン」は6000万人、「テレ2」は4000万人にサービスを行っている。これらの会社はロシア全域でサービスを行っているため、地方に行く場合でも心配なく利用できる。移動体通信網技術は3G、4Gだけでなく、LTEもある。

 地域によっては、地元の携帯電話会社もある。

 各社はさまざまな料金プランを用意している。多くが月間プランで、メッセンジャーやソーシャルメディアへの無料アクセスを含んでいる。価格はどんどん安くなってきている。

 たとえば、新参者であるテレ2は、月額わずか199ルーブル(約382円)の通話200分、SMS(ショート・メッセージ・サービス)50通、インターネット2GB、ソーシャルメディア無制限サーフィンのプランを用意している。登録料なしの分単位の料金プランもある。  

 ビーラインは月額350ルーブル(約672円)で通話300分、インターネット1GB、月額を一括払いすればインターネットは2倍になる。

 メガフォンは月額400ルーブル(約768円)でインターネット2GB、ワッツアップおよびバイバーの無制限通話を提供している。

 MTSの最も安いプランは月額500ルーブル(約960円)で、インターネット7GB、SMS200通、ロシア国内のMTSユーザーとの通話無料、あらゆるメッセンジャーでの無制限チャット、ソーシャルメディアの無制限サーフィンを提供している。

 ロシア当局は、2018年からロシアのさまざまな地域のローミング料金を廃止することを約束している。外国人はロシアを旅行する際、今より安い通話料やインターネット使用料を払うことになる。

 

SIMカードを買える場所と買う方法

 まず、好きな番号を選ぶことができる(誰も使用していない場合)。SIMカードは携帯電話会社のウェブサイトで注文する。その後、配送されるのを待つ、または携帯電話会社のオフィスに行って受け取る。

 携帯電話会社の支店や携帯販売店でSIMカードを買うこともできる。販売店では、自分に合うプランを紹介してもらえる可能性もある。

 ロシアでSIMカードを買うには、パスポートが必要である。一部店舗では、ロシアでの登録証を求められることもある。

 ロシアで暮らし、国内各地を旅しているドイツ人のペギー・ローゼさんはこう話す。「ロシアでSIMカードを買う際に困ったことはない。モスクワ、サンクトペテルブルク、スモレンスク、クルスク、どこでも。パスポートと登録証を見せろと言われただけ」

 

ロシアで携帯端末を買う必要はあるか

 ロシアの通信規格は、GSM、UMTS、LTEなど。この通信規格の端末であれば、ロシアのSIMカードを使うことができる。CDMA規格のみの端末の場合は、ロシアで新しい端末を購入する必要がある。端末は高くない。ちなみに、アイフォンはヨーロッパで最も安い。

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