英語で修士号が取れるロシアの名門大学6選

 ロシアに留学したいがロシア語は話したくない? ノープロブレム。国際的に認知されたこれらのロシアの大学があなたの望みを叶えてくれる。

1. ロモノーソフ記念モスクワ国立大学

 THE 189位、QS 84位、ARWU 87位

雀が丘にあるモスクワ国立大学の本館

 1755年創立のロモノーソフ記念モスクワ国立大学(モスクワ大学)は、ロシア最古の大学で、国内最大の大学の一つでもある。さまざまな教育プログラムを提供しており、ロシアの若者の間では最も名誉ある大学の一つと認識されている。有望な学生は修士課程の授業を英語で受けることができ、その選択肢も幅広い。  

 例えば、「世界秩序:変容と挑戦」(The Global Order: Transformations and Challenges)という科目を受講し、ロシア人教授だけでなく、米国やカナダ、ドイツ、イタリア、スウェーデン出身の教授の下で学ぶことができる。

 あるいはモスクワ大学とスコルテク(スコルコヴォ科学技術大学)が共同で開講している「コンピューティングとネットワーク発展」という科目に申し込み、コンピューター・ネットワークと複雑な分散システムのデザイン、データ処理と分析、機械学習に関する横断的な専門家になっても良い。

 詳しくはこちら:https://www.msu.ru/en/admissions/programs-in-english.php

2. モスクワ物理工科大学

 THE 201-250位、QS 302位、ARWU 401-500位

 ロシアの主要な物理工科大学の一つであるモスクワ物理工科大学は、1951年に創立され、ロシア科学アカデミーの80人以上の会員を含め、ロシアの主導的な科学者らが輩出している。初期の教授には、ノーベル賞受賞者のピョートル・カピッツァ、ニコライ・セミョーノフ、レフ・ランダウらがいた。

 もし数学や工学に関心があるなら、ここがあなたにぴったりの学び舎かもしれない。同学には英語のみで開講されている修士課程の授業が多数ある。例えば「組合せ論発展」「ニューラルネットワークとニューラルコンピューター」「航空力学」「工学生命情報科学」などだ。さらに、「国際ビジネス・企業・テクノロジー学修士」「デジタルトランスフォーメーション学修士」など、イノベーションとビジネスを専攻するコースもある。

 詳しくはこちら:https://mipt.ru/english/edu/master/

3. 国立研究大学高等経済学院

 THE 251-300位、QS 322位、ARWU 901-1000位

 常にロシア最高の大学の一つに数えられる高等経済学院は、比較的若い大学だ。1992年に創立された同学は、一気に名門研究機関へと成長し、その国際的な存在感と提携ネットワークの広さで他と一線を画している。

 高等経済学院の教授陣と学生は90ヶ国以上から集まっており、したがって同学が英語で開講される幅広いコースを提供しているのは当然のことと言えるだろう。その領域はコンピューターサイエンス、経済学、金融学、人文科学、社会科学、法学、コミュニケーション学、メディア学に及ぶ。「ビッグデータ・システム論」から「未来都市試作論」まで選択肢は豊富だ。

  高等経済学院はモスクワを含むロシア諸都市にキャンパスを構えており、それぞれがさまざまな学術分野の高い専門性を誇っている。例えば、ニジニーノヴゴロドでは「数学」「グローバルビジネス」「応用言語学とテクスト分析」といった科目を、サンクトペテルブルクでは「金融」「世界史と地域史」「マネジメントとビジネス分析論」「ユーラシア比較政治論」などの科目を受講できる。

 詳しくはこちら:https://admissions.hse.ru/en/graduate-apply

4. 国立原子力研究大学(モスクワ)

 THE 401-500位、QS 329位、ARWU 601-700位

 国立原子力研究大学は第二次世界大戦中に誕生し、その創立には「原子爆弾の父」イーゴリ・クルチャトフも関わっていた。同学はロシアの原子力研究・教育の中心地の一つであり続けており、技術系科目に関心を持つ才能豊かな若者がここに集まるのも当然のことである。

  現在、ここでは「原子力工学」「核応用物質論」「核工学」「物質デザインとエンジニアリング」などいくつかの英語科目が開講されており、ロシア語運用能力不問で留学生を受け入れている。

 詳しくはこちら:https://eng.mephi.ru/academics/degrees-and-programs/msc

5. ITMO大学

 THE 401-500位、QS 436位、ARWU 801-900位

 サンクトペテルブルクに拠点を置くITMO大学の創立は1900年に遡る。この年、同学の前身であるニコライ皇太子職業学校は力学と光学、時計製造の専門家の育成を始めた。以来紆余曲折を経て、現在では主に世界クラスのIT専門家が輩出することで知られている(https://www.rbth.com/education/328111-russia-it-programming)。

 同学は多くの国際的な修士課程科目を有しており、その多くが国外の提携大学と共同で開講されている。二重学位プログラムを利用して「ロボット工学」「生体工学」などの科目を受講するか、ロシアだけで学んで「化学と応用物質学」「人文科学と自然科学」といった科目を受講するか選ぶことができる。どちらにするかはあなた次第だ。

 詳しくはこちら:https://en.itmo.ru/en/page/310/International_Master's_Programs.htm

6. サンクトペテルブルク国立大学

 THE 601-800位、QS 234位、ARWU 301-400位

 1724年にピョートル大帝の勅令で創立されたサンクトペテルブルク国立大学は、自然科学、工学、人文科学の基礎研究に重点を置いてきた。ここは現在のロシアの政治エリートの多くが卒業したことで知られており、ウラジーミル・プーチン大統領や連邦安全保障会議のドミトリー・メドベージェフ副議長(元ロシア大統領・首相)も同学で法律を学んだ。

 サンクトペテルブルク大学は世界各国の486の大学と提携しており、毎年3000人以上の留学生を受け入れている。現在は経営学、経済学、数学、物理学、自然科学、社会科学、文化学などの分野で修士課程用の幅広い英語開講科目を提供している。

 「国際貿易システム論」や「寒冷地域環境地形統合学」などの英語科目の他、ドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語で受けられる若干の科目に登録してみるのも良い。後者に該当するのは「外国語としてのドイツ語と文化間対話」「言語とコミュニケーション(ドイツ語)」「文化間コミュニケーション:ドイツ語・ロシア語対話」「翻訳の革新的技術:フランス語・スペイン語・イタリア語」などの科目だ。

 詳しくはこちら:https://english.spbu.ru/education/graduate/master-in-english 

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