55~60歳以上が対象のモスクワのシルバー大学

マクシーム・ブリノフ撮影/RIA Novosti
 お年寄りが同年代の学生と交流しながら、生産性を高め、専門分野で自己実現できる場所が、モスクワにできる。何を学べるのだろうか。

 「セレブリャヌイ・ウニヴェルシチェト(シルバー大学)」が11月1日、モスクワで開校する。60歳以上の男性、55歳以上の女性が、ここで外国語やパソコンを学ぶことができる。また、就職あっせんサービスを利用したり、フレンドリーな社会環境で新しい仲間をつくり、楽し時間を過ごしたりもできる。

 コースは食事と健康、金融と法律、技術と端末、体育と心理学など、幅広い分野を網羅する。ここで学ぶと、有資格ベビーシッターになることもできる。

 

「目標は創造的かつ専門的な長寿」

 モスクワの人口は1200万人を超え、うち250万人が年金生活者。「目標は、文化的、教育的活動を通じた、創造的かつ専門的な長寿」と、モスクワ市労働・住民社会保護課のウラジーミル・ペトロシャン課長は話す。

 出願の受けつけは10月16日に始まる。できるだけ家に近いところで学べるよう、いくつもの教室が設けられる。1グループの学生数は15~20人。今年は約2600人の年金生活者が入学すると考えられている。

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