首都モスクワでは、調査対象者の17%が月収10万ルーブル(約19万円)以上だったのに対し、ヤマロ・ネネツ自治管区では23.5%、チュクチ自治管区では21%だった。
逆に、平均月収1万5千ルーブル(約2万9千円)以下にとどまり、ロシア全国で最低水準となったのは、ダゲスタン、カバルダ・バルカル、チェチェン、カルムイク、カラチャイ・チェルケスの各共和国。
平均月収3万ルーブル(約5万7千円)以上だったのは、14自治体(連邦構成主体)。平均月収2万ルーブル(約3万8千円)以下は、33自治体にのぼった。
世論調査機関「ロミール」の最近の調査によると、家計が赤字と答えたロシア人は、0.2%にとどまったが、半数近く(46%)は、生活必需品を購入するには十分だが、全体として苦しい状況だという。
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