新型旅客機MS-21がお目見え

アレクサンドル・コロリコフ撮影/「ロシースカヤ・ガゼータ」
 シベリアのイルクーツク(モスクワ東方4200キロ)で、ロシアの新型旅客機イルクートMS-21がお目見えした。MS-21は、Magistralny Samolyot 21 veka(21世紀の旅客機)の頭文字をとったもの。

 この新型機は、やはりロシア製の同種の「期待の星」であるスホーイ・スーパージェットのように、競争力を持つ量産機として開発された。旧型のツポレフ Tu-154・Tu-204/Tu-214を代替する予定で、世界で最も売れ筋のボーイング737とエアバスA320と競争するとしている。

 開発したのは統一航空機製造会社(UAC)傘下のイルクートとヤコブレフ。同社は既に、175機を納入する契約を結んでいるという。

 最初の発注者は露航空最大手のアエロフロートで、50機を購入。

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来年度から量産に入る予定

 新型機の大きさは、欧米のこのクラスの航空機と変わらず、外国製部品の占める割合は30%から 40%。乗客数は、機種により、150から211人まで。

 試験飛行は年末に行われ、来年度から量産に入る予定。2020年には、イルクート社の予測では、年間30機ずつ生産していくという。

元記事(露語) 

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