ルスバーガーは、国産の安心安全な材料を用いたロシアのファストフードチェーンとして、モスクワ、モスクワ州、カレリア、セバストポリ、アルタイ地方、リペツク、ウファに、およそ30店舗を展開しているが、一店舗を開設するための投資の最低額は、240万ルーブル(約720万円)と評価されている。=タス通信
ロシアのファストフードチェーン「ルスバーガー」
セバストポリの店舗は、フランチャイズではなくルスバーガーの直営店となるが、同社の社員によれば、将来はシンフェロポリとヤルタとイェウパトーリヤでも店舗の開設が予定されている。
ルスバーガーは、地元民か旅行者かを問わず、ロシア人をターゲットにしており、同社の社員は、ロシアNOWにこう語った。「クリミアはロシアへの編入のために難しい状況にあるので需要は予見しがたいものの、これまでのマクドナルドと同じくらいの集客は見込めます」
現在、ルスバーガーは、国産の安心安全な材料を用いたロシアのファストフードチェーンとして、モスクワ、モスクワ州、カレリア、セバストポリ、アルタイ地方、リペツク、ウファに、およそ30店舗を展開しているが、一店舗を開設するための投資の最低額は、240万ルーブル(約720万円)と評価されている。
バーガーキングは及び腰
バーガーキングがクリミアの市場に関心を抱いているとの情報が4月に流れたが、それは勇み足の情報で、同半島の曖昧なステータスのために西側の会社は二の足を踏んでおり、バーガーキング・ワールドワイドのブライソン・トーントン氏は、こう述べる。「バーガーキング・ワールドワイドにもうちのフランチャイズにもクリミアにバーガーキングの店を構える予定はありません」
また、ロシア・フランチャイジング協会の執行責任者であるユーリー・ミハイリチェンコ氏は、イズヴェスチヤ紙にこう語った。「現在、西側のどんな会社もクリミアでは活動できません。というのは、フランチャイジングにはライセンスの移譲が必要なのにクリミアにはそのための政治的・法的基盤が整っていないからです」
*独自の資料のほか以下の情報ソースを利用。
・タス通信
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