オホーツク海公海が露大陸棚に

写真提供:flickr / NASA Goddard Photo and Video

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国連大陸棚限界委員会は、オホーツク海の公海包域の5万2000平方キロメートルについて、ロシアの大陸棚と認定した。

 セルゲイ・ドンスコイ天然資源・環境相がこれを明らかにした。「国連大陸棚限界委員会から、オホーツク海包域へのロシアの大陸棚延長申請が認定された書類を、正式に受け取った。ほぼ実現しているため、皆さまにはお祝いを申し上げたい」。

 大臣によると、委員会の決定は絶対的で、見直されることはないという。今後はこの包域がロシアの法の範囲に収まる。

 大臣はこれ以外にも、ロシアの北極への大陸棚延長申請書の作成が今秋完了することを伝えている。国連大陸棚限界委員会への提出時期は、他の国が北極の包域の領有をいかに主張するかによって変わってくる。

 「そこ(オホーツク海包域)で発見されるすべての資源は、ロシアの法律の範囲内で採掘されることになる」と大臣。地質学者によると、ここで発見された炭化水素は、10億トンを超えるという。

 オホーツク海中央部にはこれまで、ロシアの200海里水域に包囲された、細長い公海があった。どこの国の漁船でも自由にここに入り、漁を行えた。ロシアは昨年11月、このオホーツク海中央部の5万2000平方キロメートルの水域に対する権利を証明することに成功。公海はロシアの水域となった。国連大陸棚限界委員会による承認が行われたため、ロシアの大陸棚へのこの水域の法的移行作業は完了したと考えることができる。