写真提供:Photoshot
三井物産は幅広い市場への参入を目指し、バイオ燃料(ペレット)生産工場の建設および製材選別ラインの取得などを計画していると、ロシア通信は伝えてい る。
バイカル林業会社の株式40%取得で合意
三井物産は8月、バイカル林業会社の株式を40%取得することで合意した。バイカル林業会社への総出資額は、9億8850万ルーブル(約29億 6550万円)になる。
この中には運転資本の補充と投資支出の再投資も含まれている。バイカル林業会社の関係者はこう話す。「バイカル林業会社は近い将 来、生産の刷新を行う。製材廃材のリサイクルおよび粒状バイオ燃料(ペレット)生産の工場の設立、製材の品質判断ラインの取得だ。総投資額は7億2000 万ルーブル(約21億6000万円)の予定」。
バイカル林業会社のエヴゲニー・プルイゼ社長によると、追加的な株式の発行が行われ、その資金が「ズベルバンク」からの借入金に再投資されるという。 「日本、アメリカ、ヨーロッパ、中国などのどの国の市場にも合わせられるように、選別工程の完全自動化が近い将来計画されている。今後3~4ヶ月の投資は 250万ドル(約2億5000万円)ほど」。
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