=ロイター通信撮影
日本の経済界は、サハリンで農工団地を建設し、生産品をハバロフスク地方や沿海地方で販売する用意がある。ユジノサハリンスク市役所の広報担当がロシア通信に伝えた。「ユジノサハリンスクのアンドレイ・ロブキン市長と旭川市の代表団が会談した際、この話題が取り上げられた」。
ユジノサハリンスクのジェレズノドロジュナヤ通りとファルフトジノフ通りの交差点周辺地域に、4ヘクタール以上の団地を創設する計画だという。
北海道の農業企業の関係者は、サハリン州が自社製品を販売できる有望な市場で、さらにサハリンで野菜や果物を栽培できれば、ハバロフスク地方と沿海地方を視野に入れた販売拡大が可能だと考えている。
日本側には現在、この問題に関するサハリンとの枠組み合意に署名する用意がある。
「会談の中で、9月にユジノサハリンスクで行われる、北海道の食品見本市の開催についても話し合われた。高橋はるみ北海道知事が率いる、70人の代表団が見本市に参加する。この代表団の中には行政関係者、経済人、記者、青年組織の代表などが加わる予定。青年代表は、サハリンの同年代の若者と、青年主導の分野における協力について話し合う見込み」とユジノサハリンスク市役所の広報担当が説明した。
*ロシア通信元記事(露語)
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