サハリンとJBICが共同プロジェクトを計画

サハリン州のアレクサンドル・ホロシャビン知事(左)とイーゴリ・レヴィチンロシア連邦運輸大臣 =ロシア通信撮影

サハリン州のアレクサンドル・ホロシャビン知事(左)とイーゴリ・レヴィチンロシア連邦運輸大臣 =ロシア通信撮影

サハリン州のアレクサンドル・ホロシャビン知事は、日本国際協力銀行(JBIC)に、一連の大規模プロジェクトへの参加を提案した。プロジェクトとは、ネヴェリスコイ海峡とラペルザ海峡の連絡路の設置や、サハリン、北海道、その他の間の電力ブリッジの建設などである。

 ホロシャビン知事がJBICの幹部に対し、輸送およびエネルギー分野の一連の大型プロジェクトへの参加を呼びかけたことを、サハリン州の広報部が伝えている。「ホロシャビン知事がJBICの奥田碩総裁と東京で会談した際にこの話題が出た」。

 具体的にはネヴェリスコイ海峡(間宮海峡)とラペルザ海峡(宗谷海峡)の連絡路の設置や、サハリンと北海道をつなぐ電力ブリッジの建設、プリゴロドノエ村の液化天然ガス(LNG)工場の第三ラインの建設、サハリンでの新たなエネルギー関連工場の建設、サハリンから日本への石炭の輸出の拡大である。

 ホロシャビン知事はこの他の同州とJBICの共同プロジェクトとして、医療(同州での最新式腫瘍リハビリテーション・センターの建設)や、環境(日本の複数の企業がすでに支持を表明している環境基金の設置)もあり得るとしている。

 これらのプロジェクトは、同知事が4月22~23日に訪日した際に行ったプレゼンテーションで提案され、日本の安倍晋三首相が4月29~30日にロシアを公式訪問した際にも議論された。

 同知事と奥田総裁は会談した際、互恵的協力関係に関する覚書の締結を検討することで合意していた。

 

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