第21回アジア太平洋議員フォーラム(APPF)で演説するヴィクトル・イシャエフ極東開発担当大臣兼極東連邦管区大統領全権代表。先月の1月27日~31日にウラジオストクで開催されたAPPFには、プーチン・ロシア大統領、潘国連事務総長も出席し、各国が国際問題について活発な意見交換を行った。=ユリイ・スメチュック撮影/タス通信
「ロシアはアジア太平洋地域に大いに注目しており、極東、東シベリアを通じて、同地域への統合を進めている」とイシャエフ極東開発相は強調した。「世界経済の動向を注意深く分析してみると、その発展の中心がアジア太平洋地域にシフトしていることがわかる」。
イシャエフ極東開発担当相はまた、「ロシアは極東の開発をダイナミックに進めていく意向だ。極東は、ロシア経済全体にとっての成長の拠点であると同時に、日本、中国、韓国その他の国との協力の拠点でもある」と述べた。
イシャエフ極東開発相は、本日2月27日に始まったロシア・日本フォーラム「ビジネス、技術、文化の接点」で、ロシア代表団の団長を務めている。
このフォーラムには、露日両国の経済、文化など各分野から計400人以上が参加しており、岸田文雄外務大臣と森善朗元内閣総理大臣をはじめ、両国を代表する政治家の参加が予定されている。
フォーラムの主催者は、ロシア政府発行紙「ロッシースカヤ・ガゼータ」(ロシア新聞)と毎日新聞。
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