ロシア文学を身近にさせたアンナ・カレーニナ

2013年6月25日 三瓶良一, ロシアNOW編集
リョービンに興味抱く
三瓶良一氏が初めて「アンナ・カレーニナ」を読んだのは10代半ばの頃だった。
三瓶良一氏が初めて「アンナ・カレーニナ」を読んだのは10代半ばの頃だった。

 長大重厚の印象が強いロシア文学を私に近づけたのは、10代半ばに(もちろん日本語で)読んだ「アンナ・カレーニナ」だった。たまたま自宅にあった世界文学全集の一つを手に取ったからだった。

 「幸せな家庭はみな同じにみえるが・・・」の冒頭の書き出しがあまりにも有名であることはその時知らなかったが、そのフレーズは不思議と記憶に刻み込まれた。

 物語で私が引き込まれたのはアンナでもヴロンスキーでもなく、リョービンだった。なぜだかは今も思い出せない。

 リョービンがウクライナの(と思われる)小麦畑で農作業をする場面が私に、地平線まで広がる穀倉地帯のイメージをふくらませた。

 この影響があってかもしれないが、その後学生時代、さらに社会人になってからも、アンナの生き様だけでなくリョービンの存在を気にしながら読んでいったことを思い出す。

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