イヴァノフはそんな季節の変わり目の危険性を物ともせず、氷上で様々な芸を披露した。レース前、シャーマニズムの儀式に参加した。地元の言い伝えによると、湖は偉大な力のある霊魂が住むパワースポットである。
「レース場を超えて、柵も土嚢袋もない広々とした氷上を走りたいってずっと思ってた。ロシアのモータースポーツ史ではここを走り切った人はいない。先駆者になれたことは幸せ」と、イヴァノフは「レッドブル」の公式サイトで印象を語った。
イヴァノフは2002年から氷上オートバイレースに参加している。2013年、2014年には、この競技で世界チャンピオンになった。
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