ガスプロムの第4回サッカープロジェクト始まる

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 ロシアの国営天然ガス企業「ガスプロム」は3月24日に、ドイツ・ミュンヘンで、国際青少年サッカープロジェクト、第4回「友情のためのサッカー」が開幕すると発表した。今季は、日本をはじめ、アジア諸国からの参加も増え、参加国総数は昨年の24カ国から32カ国に増加した。

多数の関連イベントも

 関連イベントも数多く開催され、4月25日の「国際サッカーと友情の日」には、参加国が各国で祝賀行事を行う。また、5月27、28日には、イタリア・ミラノ市で、「国際ストリート・サッカー・トーナメント」と「友情のためのサッカー国際少年フォーラム」を開催。フォーラム終了後、本プロジェクトに参加した青少年とチーム関係者は、ミラノで、UEFAチャンピオンズ・リーグ2016・ファイナルを観戦する予定。

 

主催者と参加者の言葉

 主催者のアレクセイ・ミーレル・ガスプロム社社長は、プロジェクトの意義についてこう述べた。「西半球からの参加により、今季は真にグローバルなイベントとなったと言える。世界の様々な文化、習慣、伝統を背負ったティーンエージャーたちは、『友情のためのサッカー』に参加することで、異なる背景を持つ他国の仲間たちを理解し尊敬し合うことを学べる」 

 また、『友情のためのサッカー』グローバル・アンバサダーを務めるフランツ・ベッケンバウアー氏は、「『友情のためのサッカー』プロジェクトに参加した青少年が授与される『ナイン・バリューズ・カップ』は、青少年年サッカー選手がボール形の地球を両手に抱いている姿をかたどった彫刻アートであり、サッカーを含むスポーツそのものが青少年によって育まれるとの理念と価値観を申し分なく表現していると思う」

 「今年は友人たちと一緒に参加し、他国の仲間たちに会って本当に大事な問題について話したり議論したりする機会に恵まれて幸せ。ぼくたちは今の世界を変え、もっとよい世界を創れると信じている」。シリア・チーム代表マヘル・シャーボ君はこう語った。

「友情のためのサッカー」とは

 ガスプロム社がその「ガスプロム・チルドレン・イニシアチブ」により実施する国際少年社会貢献プロジェクトで、ユース・サッカーを発展させ、世界中の少年たちに異なる文化や倫理観に対しての寛容さと尊重の念を育てることを目指している。毎年恒例の「友情のためのサッカー国際少年フォーラム」は本プログラムの最重要イベントと位置づけられており、世界のトップ・サッカー・クラブの12歳から14歳の選手たちが参加して、著名なアスリートや文化人に会い、世界各国の仲間たちと交流する。

 

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