シャラポワ年間ランク1位なるか

AFP / East News 撮影

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マリヤ・シャラポワはWTA中国オープン(北京、9月27日~10月5日)で優勝したことから、世界ランキングで2位に浮上した。

 世界ランキング1位はアメリカのセリーナ・ウイリアムズ、3位はルーマニアのシモナ・ハレプ、4位はチェコのペトラ・クビトバ、5位は中国の李娜。シャラポワは今年、マドリード・オープン、ポルシェ・テニス・グランプリ、全仏オープンでも優勝している。中国オープンの決勝ではペトラ・クビトバと対戦。6-42-66-3で見事タイトルを手にした。 

ハードコートで成功

 中国オープンの優勝はシャラポワにとって特別なものとなった。ハードコートの大会では昨年3月のBNPパリバ・オープン以来、18ヶ月間優勝がなかった。

 世界ランキング9位だったロシアの元テニス選手、アンドレイ・チェスノフ氏はこう話す。「シャラポワがクレーコートの女王だということを世界は知っている。この点で、現役のテニス選手でシャラポワに匹敵する選手はいない。グラスコートでも素晴らしい試合を行っており、セリーナ・ウイリアムズでさえグラスコートでシャラポワを警戒する。ハードコートについては少し状況が違っており、勝率は60%。これは強い選手としては許容不可能なレベル。ハードコートの問題がコーチ解任にも大きく影響したが、進歩が見えた。プレーのコツを習得し、サーブ力も増した」 

2014年の世界女王も

 シャラポワは中国オープンの結果、6680ポイントを獲得。ウイリアムズは8645。チェスノフ氏は、ウイリアムズを追い抜き、2014年ランキングの1位になることも可能だと話す。

 「シャラポワはシーズン終わりまで防衛するものが何もない一方で、ウイリアムズはファイナルで優勝しなければ1500ポイント失う。そうなるとウイリアムズのポイントは7145になり、2人の差が500以下になる。シャラポワの1位浮上は目の前。シンガポールで準決勝に出るだけ。年間ランキングの1位になったことはないから、これは大きな前進。夢がかなう」 

武漢オープンから復活

 シャラポワは中国で、自身33個目のタイトルを獲得した。勝利は555回目。タイトルを3つ以上獲得したのは、2006年以来。今年はすでに4つ手にしている。

 シャラポワの中国オープン後のコメントはWTAの公式ウェブサイトにのっている。「武漢オープンの結果にがっかりしていた。準備できてると思っていたし、戦いたかったけれど、良い結果で終われなかった。だから北京の最初の試合の数日前までに状況を正す必要があった。小さなことをいくつか変えるだけで、こんな風に優勝できることもある。数日間でできる限りのことをして、ここの結果を変えることができたことを誇りに思う」

 中国オープンの賞金550万ドル(約55000万円)、シャラポワの獲得金190万ドル(約19000万円)、クビトバの獲得金120万ドル(約12000万円)。