トレチャコフ美術館の新館が開館

トレチャコフ美術館
トレチャコフ美術館は、カダシェフスカヤ堤防にある未来的な建物を、ペレドヴィジニキ協会(移動派)の作品を展示する壮大なプロジェクトで一般公開した。

 新館の最初の展覧会は、ワシリー・ペロフ、イリヤ・レーピン、ワシリー・スリコフから、イワン・シーシキンイサーク・レヴィタンヴィクトル・ヴァスネツォフまで、移動派の代表者の主な作品を集めた大規模プロジェクト「ペレドヴィジニキ」になった。

 移動展覧会協会(移動派)は、1870年に発足し、1923年まで存続した。これはロシアの画家たちが初めて自立的に結成した展覧会協会だった。最初の展覧会は1871年に開かれ、16人の画家が参加した。協会が存続した間に計48回の展覧会が開かれ、モスクワやサンクトペテルブルクだけでなく、ロシア帝国各地を回った。 

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