写真家の目から見たモスクワ地下鉄の照明

Alexandra Slon/Moscow Committee for Architecture and Urban Planning
 モスクワの地下鉄の中においては、その照明ひとつさえもが、それぞれの駅でまったく異なる、明確に考え抜かれたデザインの芸術作品である。写真家アレクサンドラ・スロンの目から見た地下鉄の照明をご覧いただこう。

 モスクワの地下鉄は真の地下博物館であり、クリエイティブな人々にとっての尽きることないインスピレーションの源である。現代アーティストのアレクサンドラ・スロンは地下鉄の照明と、その照明が建築に対する認識に与える影響をテーマにしたフォト・プロジェクトを実行した。彼女の作品の中では、光の要素が奇妙な幾何学的構成を作り出している。

1. 1930年代

2. 戦時下

アフトザヴォーツカヤ駅
ノヴォクズネツカヤ駅
パヴェレツカヤ駅

3. スターリン様式

アルバツカヤ駅
キエフスカヤ駅
コムソモーリスカヤ駅
クールスカヤ駅
タガンスカヤ駅

4. 地下の「フルシチョフカ」(フルシチョフ時代の建築)

全ロシア博覧センター(VDNKh)駅
クラスノプレスネンスカヤ駅
オクチャーブリスカヤ駅

5. 停滞時代の打開

バーブシュキンスカヤ駅
プーシキンスカヤ駅
チェルタノフスカヤ駅

6. ゴルバチョフのミニマリズム

オレホヴォ駅
プラジュスカヤ駅
トレチャコフスカヤ駅

7. ルシコフの宮殿

マリイナ・ローシャ駅
ストロギノ駅
トルブナヤ駅
チカロフスカヤ駅

8. 現代の最高傑作

ヴォロンツォフスカヤ駅
ミチューリンスキー・プロスペクト駅
ピクティノ駅
リーシュスカヤ駅
テレホヴォ駅

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