1. アニメ『マンモスちゃんのママ』より「マンモスちゃんの歌」(1981年)
- 音楽:ウラジーミル・シャインスキー
- 歌詞:ドミトリー・ネポムニャシチー
- 歌:クララ・ルミャノワ
「ママに聞こえますように、ママが来てくれますように」と氷が解けて偶然生き残ったかわいそうなマンモスの赤ちゃんは歌う。マンモスちゃんは母親を探し、流氷に乗って旅をする。この曲は何世代にもわたって涙を誘ってきた。300以上のソ連アニメの登場人物の声を演じたクララ・ルミャノワが歌っている。
2. アニメ『ウムカ』より「熊の子守唄」 (1969年)
- 音楽:エフゲニー・クリラトフ
- 歌詞:ユーリー・ヤコヴレフ
- 歌:アイーダ・ヴェディシチェワ
これはおそらくソ連とロシアにおける主要な子守唄であり、現代のお母さんたちも喜んで子供たちに歌っている。「隣のホッキョクグマも寝ているよ、あなたも寝なさい、眠りなさい、赤ちゃん」というこの歌をどの子どもも寝る前に一度は聞いたことがあるだろう。
3. アニメ『ブレーメンの音楽隊』より「友達の歌」 (1969年)
- 音楽:ゲンナジー・グラドコフ
- 歌詞:ユーリー・エンチン
- 歌:オレグ・アノフリエフ、アナトリー・ゴロホフ、合唱アンサンブル
このアニメはロックンロールの要素が入ったゲンナジー・グラドコフの音楽とヒッピーを彷彿とさせる主人公たちのおかげで観客に愛された。このアニメのレコードは何百万枚も売れた。「世界中を友人とうろつくほど素晴らしいことはない」という友人についての歌は、トルバドゥール(オレグ・アノフリエフ)とブレーメン音楽隊によって演奏される。この曲は大人でもカラオケで歌うことを厭わない。
4. アニメ『シャパクリャクおばあさん』より「青い車両」 (1974年)
- 音楽:ウラジーミル・シャインスキー
- 歌詞:エドゥアルド・ウスペンスキー
- 歌:ウラジーミル・フェラポントフ
チェブラーシカとワニのゲーナの冒険を描いたアニメシリーズのこのヒット曲は、人生のはかなさと未来に待ち受けるよりよいことへの希望について歌である。
5. アニメ『チェブラーシカ』より「ワニのゲーナの歌」(「不器用な歩行者は水たまりを歩き…」)(1971年)
- 音楽ウラジーミル・シャインスキー
- 歌詞:アレクサンドル・ティモフェーエフスキー
- 歌:ウラジーミル・フェラポントフ
ワニのゲーナが歌う誕生日の歌も人気だ。誕生日が年に一度しかないことを残念に思っているが、雨と悪天候にもかかわらず彼はとても上機嫌だ。この歌の中で彼は、魔法使いがやって来て無料で映画を見せてくれて、アイスキャンディーを500 個プレゼントしてくれることを夢見ている。これはソ連のすべての子供たちの夢だった。
6. アニメ『ヌー、パガジー!』より「雪娘よ、どこにいたかおしえておくれ」 (1974年)
- 音楽:ゲンナジー・グラドコフ
- 歌詞:ユーリー・エンチン
- 歌:クララ・ルミャノワ、アナトリー・パパノフ
ウサギ (クララ・ルミャノワ) とオオカミ (アナトリー・パパノフ) が歌う陽気な新年の歌。内容のコミカルさはウサギがサンタクロースに扮し、オオカミが雪娘に扮したということで表されている。アニメの名称が歌の中で使われている。ウサギのサンタクロースがダンスに出ようと誘うと、オオカミは「いいや、サンタクロースよ、ちょっと待て(ヌー・パガジー)」と歌う。
7. アニメ『ジャーン! こんにちは!』より「雲は白いたてがみの馬」 (1980年)
- 音楽ウラジーミル・シャインスキー
- 歌詞:セルゲイ・コズロフ
- 歌:クララ・ルミャノワ
多くの人はクマ、ハリネズミ、ウサギについてのこのアニメのことは覚えていないが、クララ・ルミャノワが歌ったこの歌は非常に有名で人気がある。三人の主人公は雲にどこに急いでいるのか尋ね、雲に乗って空を駆けさせてほしいと頼む。
8. アニメ『空飛ぶ船』より「夢の歌」 (1979年)
- 音楽:マクシム・ドゥナエフスキー
- 歌詞:ユーリー・エンチン
- 歌:タチアナ・シャベリニコワ、ガリー・バルディン、ログヴォルド・スホヴェルコ、ミハイル・ボヤルスキー
ロシアのおとぎ話のスタイルで作られたアニメのこの曲は、4 人の登場人物によって歌われる。ザバワ王女、その父である王、コネと権力のために彼女との結婚を夢見るポルカン、そして煙突掃除人である。 誰もが自分の夢について歌い、誰もが自分なりの方法で幸せを想像するが、誰もが「ああ、夢が叶ったら!そうしたらどんな人生になるだろう!」と歌う。
9. アニメ『ティムカとディムカ』より「親友!」 (「真の友情は壊れない…」) (1975年)
- 音楽:ボリス・サヴェリエフ
- 歌詞:ミハイル・プリャツコフスキー
- 歌:クララ・ルミャノワ
子熊のディムカと子猫のティムカの物語を覚えている人はほとんどいない。このパペットアニメは幼い子供たちを対象としていた。しかし、真の友達のあるべき姿について歌った曲は誰もが知っている。「友人は困っている時に離れていかないし、多くを求めすぎることもない」
10. アニメ『アライグマちゃん』より「スマイル」 (1974年)
- 音楽:ウラジーミル・シャインスキー• • •
- 歌詞:ミハイル・プリャツコフスキー• • •
- 歌:クララ・ルミャノワ
アニメの枠を超えて人気を博した歌がもう一つある。ロシアの小さな子供たちは皆「笑顔は暗い日を明るくする」こと、そして笑顔を分け合わなければならないこと、そうすれば笑顔は「何度でも戻ってくる」ことを知っている。