スポーツ写真というジャンルにおいて革新的なカメラマンであったレフ・ボロドゥリン(1923〜2018)はソ連のスポーツ写真の伝説であり、カルト雑誌「オゴニョーク」の主要な写真家の一人であった。彼の写真の多くは模範的なものとなり、世界のもっとも有名なオークションで落札された。
1960年の夏季オリンピックで、ボロドゥリンは、雑誌「オゴニョーク」の表紙になった有名な写真「飛び込み台から」を撮影した。この写真には、飛び込み台から水中に飛び込む選手の背中が映されている。ソ連政府はその「軽さ」を批判した。そしてそれにより、ボロドゥリンはスキャンダラスな写真家となり、一躍有名となった。
展覧会「レフ・ボロドゥリン―瞬間を予測する」は2023年8月3日から11月17日にかけて寛容センター・ユダヤ博物館にて開催予定
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