繰り返し聴いてしまうロシア・ポップスの7つの歌声

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 ロシアで一番人気がある歌手と、その歌の歌詞。

 ロシアのポップ・ミュージックはどのようなものなのだろうか?いろんなジャンルの音楽がミックスされていて、刺激的な歌い方が魅力だ。彼らのソーシャルメディアは「いいね」にあふれ、どのラジオを聞いても彼らのヒット曲がかかっている。甘い声の若手から、荒々しいシャンソン歌手まで、現在のロシアの人気歌手を紹介しよう。

1.エゴール・クリード (Egor Kreed)

 The Bachelorというテレビ番組に参加したことがある女子高生ならだれもが好きな歌手。しかし23歳になるこのいい男はまだ独身である。エゴールはステージ王のフィリップ・キルコロフをはじめとするロシアの有名歌手とコラボしている。

歌詞:

ブロンドも嫌いなわけじゃないけど、ブルネットを選ぶ

けど、彼女らは最後だ。

ロッカーのジーンズと黒の革ジャンがお似合い

小指にきらめく宝石をつけ、僕らは「黒い馬」に乗ったプリンスさ

2.マトラン(Matrang)

 23歳のアラン・ハザラゴフは学生の頃から曲を書き始めた。初期の歌詞はとてもメランコリックだと言っても言い過ぎではないだろう。大学の女教師に歌詞を一度見せたら、精神医学者に見てもらえと言われたとか。しかし、ヒット曲Jellyfishを一度聴いたら、忘れることはできないだろう。

歌詞:

手のひらの指紋、時計仕掛けのテープレコーダー

ときは水のように流れていく

空に描かれたサインを見逃すと、8本の足をなくす

そして世界は再び空虚となり、タコはクラゲの中

3.キナKina

 シベリア出身の17歳の歌手は、ティーンポップの新たなアイドルである。リアーナ、ジェニファー・ハドソンやアリシア・キーズに影響を受けて、R&Bやヒップホップを取り入れたソウルフルな曲を歌う。彼女はまた母と叔母のことが大好きなのだそうだ。

歌詞:

あなたはとても美しい

わたしの思い出の中では

でも夢はまたわたしの眠りの邪魔をする

わたしの両手も動かせない

4.アドラー・コズバ(Adler Kozba)

 現在27歳のコズバが言うには、学生の頃に、アメリカのラッパー50セントを聴いて、音楽に興味を持つようになり、曲を書き始めた。彼が作るロマンティックなラップは女性に人気がある。

歌詞:

彼女の匂い

一緒にいたい

死ぬまでずっと

5. MOT

 ラッパー、マトヴェイ・メリニコフはまだ30歳にもなっていないが、すでに8枚のソロアルバムをリリースし、数多くのミュージックビデオを作っている。また、ソロ活動の他に、有名歌手とのコラボも行っている。子どものころ、彼はスパイス・ガールのエマ・バントンと結婚するのを夢見ていたが、モデルの女性と一緒になった。

歌詞:

毎日が休日、毎日がお祭り

ここでは誰もが小さな王様

ハリウッドなんかどうでもいい

パーティーをするなら騒ごう

6.モーリー(Molly)

 オリガ・セリャブキナはソロ活動をしながら、ガールズバンド「セレブロ」でも活動している。歌詞を書く才能に恵まれており、多くのロシアのポップスターたちにも提供している。彼女はときに英語でも歌う。こんな曲はいかが?

7.エミン( Emin)

 エミンはロシアのビジネスマンで、アゼルバイジャンの大統領の娘の前夫である。彼にとって音楽は趣味みたいなものだが、実に儲かる趣味である。彼のコンサートのチケットは、即完売である。彼は英語とロシア語で歌う。目を凝らしてよく彼のビデオを見ると、ドナルド・トランプが映っているのが分かる。

番外:スタス・ミハイロフ(Stas Mikhailov

 ロシアで最も稼ぐ歌手の一人で、女性の間で大人気である。彼は愛の歌を歌う。彼のイメージは、開けたシャツから見える胸、突き刺さるようなルックス、そしてもちろん、官能的な声である。

歌詞:

貴女がいなければ、貴女がいなければ

あらゆる物が意味がない

貴女がいなければ

夜明けから夕暮れまで貴女がいなければ

貴女が必要だ、愛している

 

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