ロシアにおける「日本年」と日本における「ロシア年」のオープニング・セレモニーが、モスクワのオペラとバレエの殿堂「ボリショイ劇場」で行われた。露日両国の首脳が祝辞を述べた後、鏡開きが行われた。さらに、和太鼓の演奏グループ「DRUM TAO」、ボリショイ劇場のダンサー、ゲオルギー・グーセフなどがステージに登場した。
プーチン大統領が交流年の意義を強調
最初の開会を宣言したロシアのプーチン大統領は、こうした交流年を開催することで、両国間の交流が活発化し相互の信頼が醸成されるとの期待感を示した。
また、大統領によれば、交流年の各種イベントのおかげで両国民の相互理解が深まる。すなわち、お互いの伝統文化と現代文化を知り、科学技術分野の成果にも接することになるという。
ロシア側のプログラムは、6月12日に東京で、ミハイル・プレトニョフ指揮のロシア・ナショナル管弦楽団の演奏で始まる。交流年の一環として露日両国で合わせて300以上のイベントが行われることになる。