主要な会場はマリインスキー劇場の極東の分館であるウラジオストク市の沿海舞台。ロジオン・シチェドリン音楽、アレクセイ・ラトマンスキー振り付けのバレエ「せむしの仔馬」、バレエダンサーのウラジーミル・シクリャロフが初めてマリインスキー劇場のプレミア出演するエリック・ゴーティエ振り付けの「バレエ101」、イギリスのイアン・ジャッジ演出のリヒャルト・ワーグナー作曲「さまよえるオランダ人」、アンドレア・デ・ローザ演出のジュゼッペ・ヴェルディ作曲「シモン・ボッカネグラ」などが上演される。
他のバレエの演目には、日本およびマリインスキー劇場の招待ソリストが出演するマリウス・プティパ振り付けのプレミア「眠れる森の美女」や、韓国のバレエダンサー、スヨン・ビン・リーが出演する「ジゼル」がある。招待バレエ団として、中国の中央芭蕾(バレエ)舞団が8月1、2日にガーラ・プログラムを披露する。
この祭の一環として、セルゲイ・プロコフィエフ作曲のオペラ「三つのオレンジへの恋」、およびマリインスキー劇場のソリストによるガラ・コンサートが、2018年冬季五輪の行われる平昌で、7月29、30日に行われる。
また、ゲルギエフ芸術監督が指揮を執るマリインスキー劇場管弦楽団の公演が、統営市で行われる。
札幌市では、7月末から8月初めに、ゲルギエフ芸術監督がパシフィック・ミュージック・フェスティバル(PMF)青年オーケストラで指揮を執る。
*プログラムの詳細はマリインスキー劇場極東分館の公式サイトで
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