ロマノフ家皇女たちの冬の遊び

 ロシアのファッションと毛皮は、はるか昔から切っても切れない関係にある。アレクサンドラ・オブ・デンマークと、皇帝アレクサンドル3世皇后のマリア・フョードロヴナ。1875~1879年。

 ロシアのファッションと毛皮は、はるか昔から切っても切れない関係にある。アレクサンドラ・オブ・デンマークと、皇帝アレクサンドル3世皇后のマリア・フョードロヴナ。1875~1879年。

アーカイブ写真
 ロマノフ家が雪かきをし、そりで遊び、毛皮に身を包んで歩いていた貴重な写真がある。
 ロシア最後の皇帝ニコライ2世と娘たち、妹のオリガ(左から3番目)、将校、女官。ツァールスコエ・セローの屋敷にて、スキー板とともに。
 アレキサンドロフスキー宮殿西側の白塔近くの稜堡周辺で、ロマノフ家がそり遊びに興じる。この敷地はモスクワから680キロ、サンクトペテルブルクから25キロ離れたプーシキン(旧名ツァールスコエ・セロー)近くにある。
 冬は仕事を休む理由にはならなかった。皇帝アレクサンドル3世皇后のマリア・フョードロヴナ。1894年に皇太后になった。女性愛国協会の理事で、諸機関官庁の長官であった。/将校および赤十字職員と一緒にいるマリア・フョードロヴナ。
 ニコライ2世は1904年12月、ジュメリンカ(現在はウクライナの一部)を訪れ、農民からパンと塩で迎えられた。これは尊敬と歓待を示す昔からの伝統である。
 ニコライ2世とアレクサンドラ・フョードロヴナ皇后が冬の散歩。/ニコライ2世がツァールスコエ・セローで雪かき。アレクセイ皇太子と。
 ニコライ2世とアレクセイ皇太子が1917年、配流先のトボリスクで作業中に撮影。
 ロマノフ家最後の写真の一枚で、1917年冬に撮影された。ニコライ2世と皇女オリガ、タチアナ、アナスタシア、配流先のトボリスクにて。ニコライ2世、アレクサンドラ・フョードロヴナ皇后、その5人の子供は1918年7月17日夜、暗殺された。

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