エカテリンブルク市 (モスクワから東に1743キロ) は、伝統的なロシア料理とは全く関連がない食べ物の世界記録を樹立した。2011年12月12日、スシコフ・レストランのスタッフは、世界最長のカッパ巻きを作った。キュウリ巻きの長さは2キロ521メートル74センチだった。これを切った場合、6万個になると推定された。巻き寿司はボルシチほどロシアの伝統料理ではないが、この日本の名物料理の人気は近年、目を見張るほど上昇したため、事実上ロシアのどんな都市に行っても寿司屋を見つけることができるくらいだ。
世界最大のポップコーンによるモザイクというこの記録は、美術的な才能と料理の才能を組み合わせたものだ。
モスクワの9人の画家が、2001年12月16日にクズマ・ペトロフ=ヴォドキンの有名な絵画『赤い馬の水浴び』をポップコーンのモザイクで創作した。これはポップコーンメーカーを含む食品生産に使われる設備の輸入を手がける企業の集合体のために行った企画だ。食べることができるこの傑作は100平方メートルものサイズを誇り、ロシアにおけるポップコーン生産開始10周年を記念して作られた。
ロシア人の日本料理好きに匹敵する唯一のライバルは、彼らのイタリア料理好きである。2013年8月3日、アムウェイ・ロシアは世界最長のラヴィオリをサンクトペテルブルクで作った。 その長さは29メートル28センチ、重さは20キロだった。
ラヴィオリの具は鶏肉とタマネギだった。
グリルで焼いた鶏肉の最大配膳サイズという記録は、2014年8月8日に樹立された。その重量は1726キロ400グラムで、この会社の創業10周年を記念して企画されたものだ。1年後、同社は燻製にした鶏肉の最大配膳サイズでも世界記録を樹立した。これはグリルで焼いたものとくらべてさらに大きく、2000キロの重量だった。どちらがより美味しかったかは記録されていない。
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