露音楽家が東北大震災5年演奏会

 東日本大震災から5年を迎え、地震と津波の犠牲者を追悼するピアノコンサートを、ロシアのピアニスト、ミロスラフ・クルティシェフが15日、東京で行った。ロシア大使館で行われたこのコンサートで、クルティシェフはピョートル・チャイコフスキーの曲を奏でた。

「日本は第二の故郷」

 「日本には特別な思いがある。ある意味、私の第二の故郷」とクルティシェフ。クルティシェフの夫人は日本のバイオリニスト神尾真由子。2人はしばしばアンサンブルで演奏している。

 「このコンサートを大きな地震と津波のあった東日本大震災5年の記憶にささげる。これは日本の国民にとって非常に困難な時期だった。この大災害の影響を克服できるよう、ロシアはさまざまな支援を試みた。ロシアの救助隊は真っ先に日本に到着した救助隊の一隊で、上月豊久駐ロシア大使はモスクワの日本大使館で特別な夕べを開催し、出席した救助隊員に感謝を述べられた。上月大使と日本側には心より感謝を申し上げる」と、エヴゲニー・アファナシエフ駐日ロシア大使はコンサートの開始にあたって挨拶を行った。

 2011年3月、東北大震災が発生。ロシアの救助隊は最も早く日本に到着した救助隊の一隊となった。海外からの救助隊の中でも有数の大きさだったロシアの救助隊は、がれきの中から112人の遺体をひきあげた。生存者を発見することはできなかった。

 

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