メリニコフ国立博物館がオープン

モスクワのコンスタンチン&ヴィクトル・メリニコフ国立博物館が3日、試験営業を始めた。優れた前衛建築家であるコンスタンチンの実験館・作業場が、初めて訪問者に公開されている。

写真提供:セルゲイ・ミヘエフ

 博物館のツアー・プログラムには、作業場およびテラスを含む内部の部屋すべて、コンスタンチンと、同じく前衛建築家である息子のヴィクトルの、調度品や個人の所有物の見学などが含まれている。父子の創作遺産およびアーカイブについては、修復の必要があるため、現時点では見学できない。

 博物館のツアーの詳細および営業時間については、ウェブサイトで確認することもできる。

 

メリニコフの家

 メリニコフの家の半分が2011年、有名な建築家である息子のヴィクトル・メリニコフの遺言によって、A.V.シチュセフ国立建築博物館の管理下に置かれた。遺言状には家を博物館にするよう記されていたが、コンスタンチンの娘のリュドミラ、ヴィクトルの2人の娘、リュドミラの息子の間で家の所有をめぐる騒動があり、また裁判もあったため、なかなか実現されなかった。この問題を解決できたのはつい最近である。

 

記事全文(露語)

このウェブサイトはクッキーを使用している。詳細は こちらを クリックしてください。

クッキーを受け入れる