沿海地方にエルミタージュの分館

Alamy/Legion Media撮影

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沿海地方行政府・広報部によれば、エルミタージュ美術館の分館が置かれるウラジオストクの旧商館「クンスト&アルベルス」の改修プロジェクトは、建築家たちによって夏までに立案される。

  展覧センターには、エルミタージュの収蔵品ばかりでなく地元の美術家の作品も展示される。

 商館改修の企画見積書の作成に関する契約の締結は、1月26日に予定されている。

 地域都市建設局のエヴゲニー・ドブルィニン局長は、こう語る。「私たちは、建物内部の現代的な設備やインテリア、電気や水道などの供給ライン、防火システムや空調などのディテールを詰め、その後、建設の準備が調います。必要なのは、建築文化財の当初の外観を取り戻すことです」

 タチヤナ・ザボロトナヤ副知事は、こう述べる。「分館の創設は、同地方の文化の発展における重要なファクターの一つですから、私たちはみな、この施設の遅滞なき完成を願っています」

 

エルミタージュの分館

 ウラジオストクにおけるエルミタージュ美術館の分館開設へのミハイル・ピオトロフスキー館長の同意は、ウラジーミル・ミクルシェフスキー知事によって2013年6月の両者の会談の際に得られ、その際、同館長は、「私たちは、沿海地方における同館の分館開設を希望している。それは、アジアへ向けたロシアの玄関口なのだから」と述べた。

 ロシア国内のエルミタージュの分館は、2005年にはカザンに、2010年にはヴィボルグに開設された。同館の分館は国外にもあって、アムステルダムにはエルミタージュの展覧センターがあり、2015年にはバルセロナに新たな分館がオープンする予定。