夏にぴったりのオラディ

Lori / Legion Media 撮影

Lori / Legion Media 撮影

野菜のパンケーキ「オラディ」をたくさん作れば、おいしい朝食と後の手軽なスナックにもなる。

 ロシア人にとってパンケーキが大好物であることは周知の事実だと思う。これには主に2種類がある。ブリヌイと呼ばれるイーストを使った厚めのパンケーキ、そしてクレープに似た薄めのブリンチキだ。私の祖母は、私がこれらの名称を混同するととても腹を立てる。ロシア人はまた、オラディも大好物だ。コンセプトはブリヌイに似ているが、その味は全く異なる。その生地は厚くて重みがあり、通常はズッキーニ、カボチャやリンゴが使われ、ふわふわにするために通常ベーキングソーダが加えられる。アメリカ料理で最も類似しているものはカボチャのフリッターということになろうか。

  オラディは朝食やスナックに最適だ。サワークリームやプレーンヨーグルトと一緒に加熱せずに食べてもいいので、夏に人気だ。といっても、それは熱いコンロの前に立って調理する人よりも、食べる方に関心がある人のことだが!オラディが優れている点は、準備にほとんど時間がかからず、数量や追加の材料やスパイスを柔軟に加減できるということにある。調理する準備ができた段階で、衣がサワークリームのような粘度になっているようにすればいいのだ。私はズッキーニがちょっと淡白に感じるので、チリを足したり、場合によってはシナモンを加えたりして風味を高めている。また、キュウリとヨーグルトのチャジキソースにもとてもよく合うと思う。 

 オラディというと、ダーチャの屋外の長テーブル、サモワールや、家族や友人の賑やかな集まりといったものを想起させる。そうでなければ、自宅での心地良い朝食だ。いずれにせよ、あなたにもお楽しみいただければ幸いだ。 

材料: 

未完熟のズッキーニ、1

小麦粉、大さじ710(お好みの衣の粘度に応じて加減)

スパイス、好みに合わせて調整

卵、2

ベーキングソーダ、小さじ1

テーブルに出すサワークリームまたはプレーンヨーグルト

 

調理法: 

1. 塩を加えた卵を攪拌する

2. ズッキーニをすりおろし、余分な水分を絞り出して除去し、卵と塩の混合物に加える。

3. 小麦粉とベーキングソーダを加え、よく混ぜる。

4. 強火のフライパンに油を注ぐ。強火で約5分間オラディを焼いてから中火にし、オラディを裏返してさらに5分火を通す。

https://cdni.rbth.com/rbthmedia/images/web/br-rbth/images/2014-04/extra/56.jpg

このウェブサイトはクッキーを使用している。詳細は こちらを クリックしてください。

クッキーを受け入れる