日本版チェブラーシカ公開へ

写真提供:kinopoisk.ru

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日本の劇場版「チェブラーシカ」がロシアで公開される。これはソ連のアニメ「ワニのゲーナ」の続編。どんなキャラクターのアジア版でもロシアの観客は喜んで見るだろうが、大きな売り上げは予期されていない。

ウスペンスキー氏のアドバイス 

 日本の劇場版「チェブラーシカ」の監督は日本の中村誠氏。作品はソ連のアニメのリメイクであるプロローグから始まっている。

 チェブラーシカのイメージの使用権は、作家のエドゥアルド・ウスペンスキー氏が与えた。ウスペンスキー氏は「コメルサントFM」のインタビューに応じ、劇場版の制作には国際的な専門家チームが参加したことを伝えた。

 「韓国の映画技師や、アルドシンなどのロシアの作者、芸術家、作曲家が招かれた。私はコンサルタントとして参加した。私はすべての脚本を受け取り、対話を修正し、小さな場面を加えた。例えば、モスクワの家が並ぶ夜の街の場面では、すべての窓が白かったため、『日本ではどの窓も白いのでしょうけど、ロシアの家には、黄色、赤、緑、青の光がありますよ』と言ったら、すぐに修正した」

 

興行収入の見通し 

 チェブラーシカの多くのファンが劇場版を見たがるだろうが、それほど大きな売り上げにはならないだろうと、「映画配給会社会報」のアナリストであるニコライ・ラリオノフ氏は話す。

 「なつかしむ観客や、ブランドのめずらしいリメイクを大きなスクリーンで見て、好奇心から比較、評価しようと考える一部映画ファンなどはいるだろう。だが興行収入が多くなるとは思わない。部門別、限られた上映で、数百万ルーブルから開始し、その後観客の反応によって変わってくるのでは。もしかしたら後で興行収入が増えるかもしれない」

 日本ではチェブラーシカの人気が非常に高く、日本の会社はすでに複数の映画を制作している。これ以外にもソ連版が翻訳され、吹き替えられている。

 日本版「チェブラーシカ」用には、オリジナルよりも大きな新しい人形がつくられた。どのキャラクターも変えられていないが、チェブラーシカの毛皮はよりなめらかでソフトになっていることがわかる。

 

元記事(コメルサントFM局)