毎年恒例のロシア文化フェスティバル

ロシア文化フェスティバルの枠組みで日本のアニメファンのために、ロシアのアニメーション映画の上映会や、日本で人気のチェブラシカに関する展示会なども開かれる。=写真提供:Kinopoisk.ru

ロシア文化フェスティバルの枠組みで日本のアニメファンのために、ロシアのアニメーション映画の上映会や、日本で人気のチェブラシカに関する展示会なども開かれる。=写真提供:Kinopoisk.ru

毎年恒例のロシア文化フェスティバルは、今年は全国80市町村で開催され、約200万人の来場を見込んでいる。組織委員会が伝えた。

過去最高の約200万人の来場見込む 

 毎年恒例のロシア文化フェスティバルは、今年は全国80市町村で開催される。コンサート、展覧会、その他の催し物は、約200万人の観客が訪れ、過去最高となる見込み。ロシア文化フェスティバルIN JAPAN日本組織委員会事務局長の長塚英雄氏が伝えた。 「昨年の記録をすべて塗り替えることになるだろう。去年は、フェスティバルのイベントは62の市町村で行われ、145万人が訪れた」

 

ナルイシキン下院議長が来日し、東京と新潟で開会セレモニー 

 組織委員会の推算によると、過去8年間のロシア文化フェスティバルの来場者は1100万人以上。「今年のフェスティバルで特筆されるのは、東京と新潟の2カ所で開会セレモニーが行われること。この日本海側の大港湾都市は、ロシアとの多面的な交流で知られる」。こう長塚氏は指摘した。

 6月2日の東京での開会式には、セルゲイ・ナルイシキン・ロシア連邦下院(国家会議)議長が参加する予定だ。

 

若手アーティストにもスポット 

 今年のイベントの特徴としては、組織委員会によると、まだあまり日本では知られていない若手アーティストにもスポットを当てたことだという。そのなかには、例えば、モスクワ青年室内管弦楽団、アンサンブル「ヴォカデミア」などがある。「ミハイロフスキー弦楽四重奏団、ボリショイ・サーカスのスター達などの有名アーティストももちろん来日する」と長塚氏は付け加えた。日本のアニメファンのために、ロシアのアニメーション映画の上映会や、日本で人気のチェブラシカに関する展示会なども開かれる。

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