4月14日~20日の文化行事

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ナショナル・ジオグラフィック誌の写真、チャック・ベリーのコンサート、ロシア・アバンギャルドのグリーナウェイ版、ヴェラ・ムヒナの彫刻、アンドレイ・マカレヴィッチのイディッシュ語の歌など、今週ももりだくさん!

414日(月)

 モスクワ市の「アートプレイ」デザイン・センターで、写真展「ナショナル・ジオグラフィック誌125周年」が開幕する。ナショナル・ジオグラフィック誌の写真が、現代大衆文化の象徴となって久しい。今回は125周年に合わせて、125点の作品が展示される。どの写真にも生き物や人の物語、ナショナル・ジオグラフィックの歴史、時代史がある。

公式サイト:http://www.artplay.ru/events/vystavka-125-let-zhurnalu-national-geographic.html

 

AP通信撮影

 モスクワ市の「クロッカス・シティ・ホール」で、アメリカの伝説的なミュージシャン、チャック・ベリーのコンサートが行われる。当初はベリーとジェリー・リー・ルイスの共演が予定されていた。その後87歳のベリーは健康不安説もささやかれていたが、コンサートは行われるし、ベリーもしっかりと出演する。ただし、ルイスとの共演ではない。78歳のルイスは実際に健康状態が悪く、海外への渡航を医師に禁じられたと、ウェブサイトに記されている。ベリー1人であっても、世界的な大スターの舞台が見れることに変わりはない。

公式サイト: http://www.crocus-hall.com/events/lewis_berry

 

415日(火)


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 モスクワ市の中央展示場「マネージ」で、企画展「ロシア・アバンギャルドの黄金世紀」が開幕する。イギリスのピーター・グリーナウェイ映画監督は1990年代、マルチメディア・プロジェクトの開発と実現に取り組んでいたが、当時はあまり理解されていなかった。月日の経過とともに、マルチメディアがいかなる大プロジェクトの実現にも欠かせない条件であることが明らかになってきた。今回はグリーナウェイ夫妻、オランダのサスキア・ボッデケ監督のインスタレーションが展示される。これは今年のロシア・イギリス文化交流年の一環イベント。超現代技術を使ったインスタレーションで、ロシア・アバンギャルドの1000点以上の傑作がよみがえる。5000平方メートルの会場に18画面あり、3D、映画、アニメが映しだされる。ロシアの主要な美術館の絵画や彫刻の新たな側面が開けてくるだろう。開催期間は5月18日まで。

公式サイト:  http://www.moscowmanege.ru/ru/zolotoi-vek-russkogo-avangarda

 

416日(水)

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 モスクワ市の「トレチャコフ美術館」で、企画展「彫刻家ヴェラ・ムヒナ 誕生125周年」が開幕する。ムヒナは「労働者とコルホーズの女性」の彫刻で有名。この作品は1937年パリ万博のソ連パビリオンに設置された。万博閉幕後、この巨大彫刻が丁寧に解体され、モスクワ市のVDNH(経済達成博覧会)に移設された。「労働者とコルホーズの女性」は映画スタジオ「モスフィルム」のエンブレムとなり、ソ連映画の最初には必ず、カマとツチを掲げた男女の像が映し出されている。今回の展示会では、世に出ることのなかったムヒナの貴重な作品などを見ることができる。

公式サイト: http://www.tretyakovgallery.ru/en/calendar/root5601724/root56017244525/

 

 モスクワ市のクズネツキー・モスト通り1で、屋外展示会「映画の伝説」が行われる。「ザ・ハリウッド・リポーター」誌ロシア版後援。「ザ・ハリウッド・リポーター」誌秘蔵の写真が、1920~1940年代のハリウッド・スターをよみがえらせる。映画業界にとってこの時代は特別で、スターの誕生メカニズムもこの時にできた。今回の展示会ではグレタ・ガルボ、マレーネ・ディートリッヒ、ヴィヴィアン・リー、フレッド・アステア、クラーク・ゲーブルなどのハリウッド・スターだけでなく、リュボフィ・オルロワ、リュドミラ・ツェリコフスカヤ、マリーナ・ラドィニナなど、同時代のロシアのスターの写真も見ることができる。まったく異なる両国なのに、ヘアスタイル、メーキャップ、照明、撮影などが非常によく似ていることは驚きだ。

公式サイト: http://www.museum.ru/N53273

 

419日(土)


タス通信撮影

 「モスクワ音楽堂」で、アンドレイ・マカレヴィッチの「イディッシュ・ジャズ」コンサートが行われる。ソ連の伝説的なロック・バンド「タイム・マシン」の創設者であるマカレヴィッチは最近、「クレオール・タンゴ・オーケストラ」と公演している。イディッシュ語がドイツ・クレオール語と呼ばれることもあるため、テーマに忠実なことがわかる。歌はロシア語とイディッシュ語の両方でうたわれる。イリーナ・ロジレス、ディアナ・ポレノワ、ポリーナ・カシヤノワなども出演予定。

公式サイト: http://www.mmdm.ru/afishaDescription/7309