プーシキン美術館総裁に旭日重光章

国立プーシキン造形美術館 アントノワ総裁=タス通信撮影

国立プーシキン造形美術館 アントノワ総裁=タス通信撮影

A.S.プーシキン国立造形美術館の館長を長年務めた、イリーナ・アントノワ同美術館現総裁が、平成25年秋の旭日重光章(きょくじつじゅうこうしょう)を受章した。ロシアにおいて日本の美術文化を紹介し、両国間の文化交流を促進した功績が認められたもの。

 「アントノワ総裁はいくつもの造形美術分野のプロジェクトを主導した。これにより、ロシアの来館者が日本の優れた芸術家の作品を知り、また日本の人々がプーシキン美術館の所蔵品のうち、18~20世紀の西ヨーロッパの芸術家の絵画を観覧した」と美術館のウェブサイトで伝えられている。

 例えば日本では今年、特別展「プーシキン美術館展 フランス絵画300年」が開催されている。またプーシキン美術館には、ロシアでも有数の早期の日本美術品など、一大コレクションが所蔵されている。コレクションの中には絵巻物、図、画集、版画、屏風、その他1700~1800年の有名な作者の作品、また街角に掲示された浮世絵などもある。これらの作品の一部は2009年に展示されたが、今でも美術館の特別なウェブサイトで閲覧することが可能。

 さまざまな等級のある旭日章はこれまで、主に芸術や科学の分野で活躍したロシア人約40人に贈られている。これまでの受章者は、アレクサンドル・ソクーロフ映画監督、エルミタージュ美術館のミハイル・ピオトロフスキー館長、バレリーナのマイヤ・プリセツカヤ氏、演出家のユーリ・リュビモフ氏、アニメ製作者のユーリ・ノルシュテイン氏、チェロ奏者のムスティスラフ・ロストロポヴィチ氏、小説家のボリス・アクーニン氏など。

 

元記事(露語)