モスクワに東京のコレクション

「ファッション・ウィーク東京」の2014年春夏メンズ・コレクションが30日、モスクワで披露された。これは現在モスクワで開催中の、「メルセデス・ ベンツ・ファッション・ウィーク(MBFW)」のイベントの一つ。日本のデザイナーは、日本の民族的モチーフと現代の東京のスタイルを融合させた。

オリガ・ソコローヴァ撮影 

 このショーには13ブランドが参加。日本の灯具で照らされたキャットウォークの上を、着物や現代的なカットレングスの幅広ボトムスを身につけたモデルが 闊歩した。着物のデザイナーがジャンパー、幅広の皮革製ベルト、2色の紐、パターンつきのスポーツアウターを採用。フラワーのモチーフのパターン、鳥の羽 根のようなパッチ、金色の刺しゅうもお目見えした。

 現代的なシューズ以外に、伝統的な下駄をはいているモデルや、格子柄のシャツ、羽織、綿のひざ下のパンツなどを着用して、中世の日本の村人に扮したモデルなどが次々に登場。丸眼鏡、まげ、また天狗、キツネその他の神話に登場する生き物のお面でフィナーレを迎えた。

 MBFWは世界のファッション界でも影響力のあるイベントの一つ。今年は70人以上の有名デザイナーが参加した。今回はロシア以外に、ベラルーシ、イスラエル、日本のデザイナーのコレクションが披露された。

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