ウラジーミル・メジンスキー文化相は、アメリカで行われる第86回アカデミー賞への出品作として、フョードル・ボンダルチュク監督の「スターリングラー ド」が選ばれたことを発表した=写真提供:kinopoisk.ru
ロシア・オスカー委員会は、ニコライ・レベジェフ監督の「伝説NO.17」、ボリス・フレブニコフ監督の「長く幸せな人生」、レナタ・リトヴィノワ監督の「リタの最後の童話」なども候補作として検討していた。
歴代のロシアのアカデミー賞受賞作品
1942年、レオニード・ヴァルラモフ監督およびイリヤ・コパリン監督の映画「モスクワ郊外でドイツ軍撃滅」が、「最優秀ドキュメンタリー映画賞」を受賞。
「外国語映画賞」部門で受賞したのは次の作品。
1944年、映画「虹」、マルク・ドンスコイ監督
1968年、映画「戦争と平和」、セルゲイ・ボンダルチュク監督
1975年、映画「デルス・ウザーラ」(日ソ合作)、黒澤明監督
1980年、映画「モスクワは涙を信じない」、ウラジーミル・メニショフ監督
1994年、映画「太陽に灼かれて」、ニキータ・ミハルコフ監督
1999年、アレクサンドル・ペトロフ監督のアニメ「老人と海」が「短編アニメ賞」を受賞。
「外国語映画賞」部門にノミネートされたのは次の作品(一部)。
1969年、映画「カラマーゾフの兄弟」、イワン・プィリエフ監督
1971年、映画「チャイコフスキー」、イーゴリ・タランキン監督
1972年、映画「ここの黎明は静か」、スタニスラフ・ロストツキー監督
1978年、映画「黒い耳の白い犬」、スタニスラフ・ロストツキー監督
1982年、映画「解任」、ユーリー・ライズマン監督
1984年、映画「戦場のロマンス」、ピョートル・トドロフスキー監督‑
1992年、映画「ウルガ」、ニキータ・ミハルコフ監督
他の国の出品作
多くの国がすでに、第86回アカデミー賞への自国の出品作を決定した。ポーランドはアンジェイ・ワイダ監督の映画「ワレサ」、ルーマニアは第63回ベル リン国際映画祭で金熊賞を受賞した、カリン・ピーター・ネッツァー監督の映画「幼児の姿勢」、オランダはカンヌ国際映画祭に出品されたアレックス・ファ ン・ヴァーメルダム監督の映画「ボーグマン」、フランスはジル・ブルドス監督の「ルノワール 陽だまりの裸婦」。
アカデミー賞の授賞式は2014年3月2日、ロサンゼルスで行われる。24部門のノミネート作品およびノミネート者が発表されるのは1~2月。
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