エレーナ・ポチョートヴァ撮影
大きなエスニック・ジュエリー
レインボー・シーカーズのデザイナーであるイリーナ・キリャノワさんとマリーナ・キリャノワさんの姉妹は、市場に参入した最初の年に、既に4つのコレクションを発表した。このブランドには、薄い革紐から作られた男性用ブレスレットを含むメンズ・コレクションもある。
イリーナさんは、経験豊かなアパレルデザイナーだが、ジュエリーをデザインするほうが、服を作るよりずっと面白いと感じた。
「ファッション・ ジュエリーは、あなたが望む通り、どんな形でもいいんです。創造性に制限がありません」とイリーナさんは語る。
ジュエリーの価格は、ネックレスで約1万3千円~3万円、イヤリングやブレスレットで約6千円~1万円。
オンラインで購入:
http://shop.rainbowseekers.ru/
(世界のどこでも配達可能)
モスクワで購入:Roomchik(ボリシャヤ・ドミトロフカ2、第2入り口、2階)
彼女は、今 シーズンのレインボー・シーカー・ジュエリーに合わせて、アパレル・ラインが発表されるかもしれないと自信を見せる。
「まず、イリーナが、材料を少量揃え、これでどうなるか私たちは見てみようと思いました」とブランドのPR担当のマリーナさんは言う。姉妹によ ると、自分たちの貯金とイリーナさんのボーナスがちょうど資本金となった。最近では、彼女達のデザインが収入をもたらすところまで来たという。
自分の店を開いて、米国市場に参入するのが姉妹の夢だ。レインボー・シーカーズ・ジュエリーは既にモスクワ、クラスノダール、ノボシビルスクの店で買うことができる。
姉妹は、材料の選択にとくに注意しており、イリーナさんは自由時間に新しいサプライヤーを探し続けている。彼女達の使う材料のほとんどは、 米国と中国製だ。彼女らの新しいコレクション、ムーンライト・シャドウは、天藍石、藍晶石、黒い真珠層と溶岩からできている。
エレーナ・ポチョートヴァ撮影
オーリャ・シホワ:襟とレースのネックレス
オリガ・シホワさんは、プロのデザイナーで、長年、映画業界で衣装デザイナー及び演劇衣装担当として経験を積んできた(例えば、彼女は、ヴィクトル・ペレーヴィン原作の映画「ジェネレーションP」の衣装 に取り組んだ)。
彼女はまた、人気のあるロシアのファッション専門家兼テレビ司会者のエヴェリナ・クロムチェンコさんのパーソナル・スタイリストでもあった。
「エヴェリナは、私のファッション・ジュエリーやドレスが好きでした。ある時彼女は、『オーリャ、ファッション・ウイークに参加するべきよ。試してみよう よ!」と言ってくれました。こうして全てが始まりました」。彼女個人のブランドの起源に関して聞かれたとき、彼女はこう答えた。
モスクワで購入:ヴェスナ・ショッピングモール(ノーヴィ・アルバート通り19)、ツム百貨店(ペトロフカ通り2)
価格はリクエストによりお教えします。
オンラインで購入:
http://yoox.com/(世界どこでも配達可能)
彼女の最初のコレクションに含まれていた洋服やファッション・ジュエリーは、大反響を呼んだ。最近、彼女は襟やネックレスなどのアクセサリーにより興味を持 つようになった。
彼女のブランドは、デザイナーファッションのネット販売大手「Yoox.com」に注目され、今では他の有名なデザイナーのファッションやアクセサ リーと並んで、オリガさんのジュエリーが販売されている。
彼女の作品の材料のほとんどは、ロシア産で、スワロフスキー・クリスタルもたくさん使用している。彼女はミニマリズム、ロシア・アヴァン ギャルド芸術や1920年代のファッションからインスピレーションを受けるという。
「私は本当にソ連の美学に惹かれています。まだ作品に反映されていません が、そのうちちょうどいい素材が見つかったら、もちろん使います」。オリガさんは自身の計画についてこう語る。
エレーナ・ポチョートヴァ撮影
ヴォルハ:ステートメント宝石のネックレス
オリガ・プロコポワさんは長年、タトラー誌のジュエリー部門の編集者だった。しかし、2012年9月、彼女はデザイナーとしての腕を試してみることにした。 こうしてヴォルハ・ブランドは生まれた。ブレスレットから始まり、彼女は次第にネックレスやクリップ・イヤリングへと移行した。
原則として、オリガさんは、ジュエリーを自分で作る。その数は年間およそ100点。
価格:約5万6千円から
モスクワで購入:ツム百貨店(ペトロフカ通り2)、ビズゥ・バイ·ミー(ペトロフスキー・ブリヴァール21)、フェン・ドライ・バー(ボリショイ・パトリアルシィ・ペレウロク)、マナシュ(モロドグヴァルデイスカヤ通り4−1)
「私は宝石を扱うのが本当に好きです。主にブラジルメノウ、水晶とイタリアの金具を使います」。
新しいヴォルハ・コレクションのネックレスは、ジュエリーというより芸術作品だ。メルセデス・ベンツ・ファッションウィークでの発表で、彼女のステート メント・ネックレスは、絵の様に額に入れられ、展示された。
「このコレクションは、太陽と地球や、アフリカとメキシコなど、様々な文化に捧げられていま す」とオリガさんは語る。
「芸術は私にインスピレーションを与えてくれます。とくに私の好きなアーティストはマティスやゲルハルト·リヒターです」。
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