写真提供:vrox.vladivostok3000.ru
「ウラジオストク・ロックス(V-ROX)」プログラムは2部構成で、どちらも同じぐらい重要だ。
2013年8月22~25日
ロシア・ウラジオストク市
1部は市内各所で3日間開催される音楽祭だ。ロシアを代表する若きアーティストのほか、韓国、日本、中国、アメリカのグループが参加する。ウラジオスト ク・ロックスは地元のアーティストにパフォーマンスの機会を与えるだけでなく、地元や近隣の住民が音楽の視野を広げられるような可能性も与える。音楽祭を 締めくくるのは、市の中央広場で行われる盛大なガラコンサートで、地元のバンド「ムミー・トローリ」が新しいアルバムの曲を披露する。音楽祭の参加者につ いては、ウラジオストク・ロックスの公式ウェブサイトにて随時公表される予定。
2部は国際創作会議だ。現代音楽のプロデュース、巡業公演、デザイン、動画芸術、メディアに関するレクチャーや、自分たちのプロジェクトについて意見を 聞くこともできるマスター・クラスが開催される。会議の議長となるのは、ロシア、オーストラリア、中国、韓国、日本、アメリカの音楽業界のプロたちだ。
ウラジオストクが選定された理由
ここは極東の特別なロシアの前哨で、アジアに位置するヨーロッパの大都市だ。ロシアの首都から遠く離れた街で、中国、日本、韓国という環太平洋地域の重 要な3ヶ国に隣接している。また、独自の文化的アイデンティティーを誇り、20年以上に渡って全国規模の音楽家や芸術家を輩出し続けている。
各国の代表アーティスト
韓国のギャラクシー・エクスプレス(Galaxy Express)、日本のエゴラッピン(EGO-WRAPPIN)、中国のPK14、アメリカのジュリアン・ケイ(Julien-K)、ロシアのムミー・トローリ(Mumiy Troll)。
参加方法
ウラジオストク・ロックスで演奏を希望する音楽家は、公式サイト(http://vrox.vladivostok3000.ru/en/need-to-know/)のガイダンスにしたがい応募する。
鑑賞には特別な応募は必要ないため、現地入りするだけで参加できる。ライブの詳細は公式ウェブサイトで要確認。
協賛
ウラジオストク市役所、極東連邦大学、S7エアラインズ、ロステレコム、現代美術館アルトエタジュ、VVOプロジェクト。
環太平洋諸国のジェネラル・パートナーは、ロシアNOW(Russia Beyond the Headlines)。
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