ソ連でジェット機初飛行

ミグ9、写真提供:Mike1979 Russia

ミグ9、写真提供:Mike1979 Russia

1946年の今日、4月24日に、ソ連でジェット機が初飛行を行った。機体は戦闘機のミグ9とヤク15で、前者はソ連発の実用ジェット機となった。

 ソ連のジェットエンジン開発は戦前にさかのぼるが、独ソ戦後、ドイツから技術と技術者を得たことで開発が一気に進んだ。

 ドイツBMW社のターボジェットエンジンBMW003のコピーを国産の機体に搭載することで、ミグ9が誕生した。同機の性能は優れていたが、空気取り入れ口の真ん中に機関砲を装備してしまったため、戦闘機としては欠陥があった。

 もう一機、この飛行したヤク15は、ドイツのメッサーシュミットMe262に搭載されていたエンジンのコピーを組み込んでいた。Me262は世界で初めて実戦配備されたジェット戦闘機。だが、ヤク15の性能はミグ9より劣っていた。

 

 傑作機ミグ15誕生 

 間もなく、翌1947年末には、後退翼を採用した傑作機ミグ15が生まれる。後退翼は亜音速、超音速域での性能を高めることがドイツで発見され、研究、開発が進んでおり、Me262に採用されていた。

 ミグ15は朝鮮戦争に投入され、米国に衝撃を与えることになる。同機の、小型の機体に大出力のエンジンを搭載するというコンセプトは、卓越した運動性能を生み出し、これはミグ15の後継機にも受け継がれていくことになる。