ティマティに独占インタビュー

タス通信撮影

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ロシアの人気ラップ・ヒップホップ歌手であるティマティ(Timati)は先月、日本有線放送洋楽総合ランキング(シングル)で1位を獲得した。曲は英 語で歌っている、「ノット・オール・アバウト・ザ・マネー (Not All About The Money)」。また、初の英語アルバム「スワッグ(SWAGG)」も、蔦屋書店の洋楽ヒップホップ・ラップ部門CDアルバム販売ランキングで、2月と3 月の月間1位に輝き、現在も3位とヒットを続けている。ティマティの成功の秘密、来日の可能性、また自身が経営するアパレル・ショップ「ブラック・ス ター・ショップ(Black Star Shop)」を日本でオープンする計画などについて、ロシアNOWが独占取材を行った。

 -日本の有線ランキングでヒットした感想は。なぜ日本人に受けたのか

 ロシア市場を示す時が来たというだけじゃないかな。俺にはヒット曲があって、ヨーロッパ、アメリカ、ロシアのたくさんの有名人やサウンド・プロデュー サーとコラボしている。とてつもない量の作業や人のつながりや契約があるんだ。長い間何かに向かって進めば、遅かれ早かれ軌道に乗り始める。海外市場が必 要なことはわかってたし、それを踏まえて動いてた。アルバム「スワッグ」はヒップ・ホップという感じじゃなく、R&Bとヒップ・ホップを加えたメ インストリーム・ダンスで、アメリカのラッパーのフロー・ライダーやピットブルがベースになってる。これがうまくいったのと、あと日本の人は標準的じゃな い人間が好きだね。

 

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日本に行きたいな

 -日本のファンは他の国のファンとは違う?

 俺の作品を気に入ってくれる人を、日本人とか、中国人とか、アメリカ人なんて分けないよ…。俺の音楽が好きな人なら誰でもひとつになれる。

 

 -まだ日本に行ったことがないというのは本当?行きたいと思ったことは。

 トランジットでなら日本に行ったことがある。残念ながら、時間はほとんどなかった。だけど嬉しいことにまた行けるんだ。それも近いうちに。大きなツアーが予定されてるからね。4~5公演やる打ち合わせをしてるけど、もしかしたら10公演まで増えるかもしれない。すべてがうま く進めば、この夏には行けるよ。

 

 -どこの街のリズムが一番自分に近いか。

 ロサンゼルス、マイアミ、ニューヨークが好き。あともちろんモスクワも。

 

 -日本で「ブラック・スター・ショップ」のアパレル・ラインを販売する計画があると聞いたが。アパレルのジャパン・スタイルを形容するなら?

 日本人デザイナーが大好きで、俺にはお気に入りもいる。だけどアパレルよりも日本の自動車に興味がある。自動車そのものじゃなくて、チューニングの方。 総じて日本は独自のトレンド・セッター(流行仕掛け人)だよね。ツアーが終わったら、日本に絶対「ブラック・スター・ショップ」をオープンする。日本では ちょうど俺たちがつくってるような、おしゃれな若者の服の需要が高いんだ。ブラック・スターは、人生を最大限に生きて、つまらない固定観念なんかに縛られ ない人のためのブランドさ。

Timati-Not All About The Money

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