潜水艦を実戦配備

ロシア初の潜水艦は1904年に「ドルフィン」と命名され、1906年に配備されるにいたった。

ロシア初の潜水艦は1904年に「ドルフィン」と命名され、1906年に配備されるにいたった。

1906年の今日、3月19日に、皇帝ニコライ2世の命により、ロシアのバルチック艦隊に潜水艦が実戦配備された。

 このため3月19日は、ロシア海軍に潜水艦が初めて実戦配備された記念日となっている。このときに配備されたのは10隻だった。

 ロシアでも、潜水艦配備のアイデアは古くからあり、17世紀以来断続的に、政府、軍の関係者の間で論じられてきた。

 1879~1881年には、技師ステパン・ドジェヴェツキーの設計で、50隻の人力潜水艦が建造された。これは足で漕ぐタイプだった。建造の目的は、極東・沿海地方の要塞防衛である。

 

 ホランド号の衝撃 

 1900年になって、近代潜水艦の祖とされるホランド号がアメリカ海軍に就役すると、ロシアでも、同年12月に、特別委員会が設置され、潜水艦の設計に着手した。

 ホランド号は、全長19メートル、排水量64トンで、最大速度5ノット、兵装は魚雷発射菅とダイナマイト砲各1門、乗員7名だった。

 ロシア初の潜水艦は1904年に「ドルフィン」と命名され、1906年に配備されるにいたった。

 ソ連時代には、空前絶後の巨大潜水艦「タイフーン型」(48000トン)、最速の潜水艦「K-162(後にK-222)」(44・7ノット=時速82・8キロ)などの、潜水艦の“記録保持者”が建造されている。