男のためのモスクワ・ガイド

2月23日はロシアの祝日「祖国防衛の日」、非公式には「男性の日」だ。この日が訪れると、国中があらゆる年代の男性を祝福する。モスクワにはさまざまな特殊練習場、射撃場、郊外の軍用空港などがあり、マッチョな祝日を楽しむことができる。

戦闘機「MiG-29」飛行・アクロバット飛行

写真提供:Getty Imageshttp://www.bestrussiantour.com/

1万5750ユーロ

 ジェット戦闘機「ミグ29(MiG-29)」の飛行プログラムには、成層圏にあたる高度1万8000メートルへの飛行、高度を下げた後の一連の曲技飛行が含まれる。所要時間は3~4時間。戦闘機で超音速飛行し、高度が上がっていくと、地球の曲線、まぶしい太陽、暗い空を見ることができる。成層圏を3~5分ほど満喫した後で下降し、適度な高さになったところで、さまざまなアクロバット飛行を体験する。正に鳥肌モノのツアーだ。

 

戦車でサファリ

写真提供:Lori/Legion Mediahttp://www.presentstar.ru/catalog/extreme/487/

 http://www.tankmuseum.ru/history_r.html

1750ユーロ

 モスクワ市から64キロメートルの距離に位置する、オジンツォボ地区クビンカ町には、珍しい軍事史博物館「ロシア連邦国防省機甲総局機甲兵器・技術中央博物館」がある。ここには1931年から収集された、300点以上の装甲戦闘車両のコレクションが展示されている。見学だけではなく、実践も兼ね備えているのがここのすごいところだ。第二次世界大戦でも使用された伝説の戦車「T-34」に乗って走るなど、子供時代の夢を現実のものにできる。このような”ドライブ”の所要時間は4時間で、森林の中を走るだけでなく、実際に発砲もする。

Kubinka Town, Odintsovsky District, Moscow Province

 

冷戦時代の地下壕

写真提供:Lori/Legion Mediahttp://www.abmtour.ru/307.html

19ユーロ

 冷戦時代に建設された地下壕(地下核シェルター)の見学ツアーは、所要時間1.5時間だ。地下65メートルにあるため、昇降に時間がかかる。化学防護服や通信兵の軍服を実際に着たり、ここで働いていた人々の生活や仕事について学んだり、特殊建築を見たりすることもできる。この地下壕は現在でも、核兵器から人や物を完全に保護する機能を備えている。地下壕の面積は約7000平方メートルと広いため、たくさん歩きながら男の汗をかきつつ、核戦争の臨場感で冷や汗もかける。

11 Fifth Kotel'nicheskii Alleyway, Moscow City

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ロシア連邦空軍中央博物館

写真提供:Lori/Legion Mediawww.monino.ru

入場料1.5ユーロ、写真撮影料2ユーロ

 世界最大の航空機博物館を見学するのは体力勝負だ。屋内展示室だけでも5500平方メートル、屋外展示場は20ヘクタール(20万平方メートル)と広大だ。1909年から今日までの旅客機、戦闘機、爆撃機、ヘリコプターなどのコレクション、また航空機モデル、珍しい写真や書類などの関連展示品もそろっている。博物館は軍事都市に位置しているため、訪問の申し込みや乗用車乗り入れ許可書の申し込みといったものは、事前に済ませておくことが理想的だ。

Monino Town, Shchyolkovsky District, Moscow Province

 列車はヤロスラヴリ駅乗車モニノ駅下車(2.5ユーロ)
 バスは322番モスクワ-ノギンスク・バス「地下鉄イズマイロフスキー・パルク駅」バス停乗車「Y.A.ガガーリン空軍アカデミー」バス停下車、または362番バス「地下鉄シチョルコフスカヤ駅」バスセンター乗車終点バス停下車

 

お辞儀が丘(ポクロンナヤの丘)と勝利公園

写真提供:Lori/Legion Mediahttp://www.russianmuseums.info/M421

 http://www.poklonnayagora.ru/

無料

 モスクワ市のお辞儀が丘では毎年2月23日に、騎士の決闘を見たり、第二次世界大戦の英雄に関する案内を聴いたり、大勢のモスクワっ子と一緒に市内各地で一斉に打ち上げられる花火を見たりすることができる。

 

2013223日花火地図

 花火は当日午後9時に始まる。72台の花火起爆装置から、それぞれ30発が30秒間隔で打ち上げられ、15分間続く。