モスクワのキエフ駅(旧ブリャンスク駅)、1918年 写真提供:wikipedia.org
建築は1914年に始まり、ロシア革命をはさんで、1918年に竣工した。構内の壁画と彫刻は、1812年の祖国戦争(ナポレオンのロシア遠征)を描いている。
建築様式は、基本的に新古典主義だが、アンピール様式(ナポレオンの第一帝政時代の様式)の要素も取り入れられている。総面積は3万6千平方メートル。
建物はプラットホームにつながっており、そのプラットホームは、ガラス製のアーチ型屋根に覆われている。この屋根は、全長は321メートル、幅47.9メートル、高さ28メートルという巨大なもので、ゆるやかな曲線を描いている。鋼鉄製の大梁も雄大かつ優美だ。
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